晴天に恵まれた5月の日曜、縁あって鍛治二丁目のお神輿を担がせてもらい、神田明神に宮入させてもらった。
神田明神の神輿で気になったものをいくつかレポート。
多町二丁目(多二) 町会神輿
町内巡行の様子。台輪3尺と、神田明神の町会神輿としては馬二と並び最大。三重勾欄、三重垂木、四方扉と贅を尽くした作りが評判。確かに姿がいい。
ちなみに四方扉は、他には我が亀沢四丁目(台輪3尺2寸)位しかないということ。
馬喰町二丁目(馬二) 町会神輿
台輪3尺と、神田明神の町会神輿としては多二と並び最大。重さはこちらの方がありそう。重い上に遠くて宮入ができないとのこと。
写真は町内巡行中に鳳凰の羽根が壊れかけたようで修理中の様子。
鍛冶二丁目 町会神輿
宮入当日の朝の姿。担がせていただいた鍛冶二丁目のお神輿は、台輪2尺6寸と、こう言ってはナンだが手ごろな大きさ。白木造りでバランスがいい姿。
瓔珞(ようらく=軒下の飾り)を付けたままで担ぐため、ゴージャスな感じがする。
角棒で細いため、肩に食い込み痛かった。
JR神田駅のコンコースに入り込んで担ぐ時があり、構内に掛け声が響き渡りとても楽しかった。
江戸神社 宮神輿
神田明神の摂社三宮の一宮。摂社とはいえ宮神輿であるため、台輪3尺8寸と壮観。気のせいか担ぎ手も強面の人が多い気がする。写真は宮入の道中、すれ違った時のもの。
日本三大祭、江戸三大祭といわれるだけあって、町会神輿のためやや小ぶりながらも、100基に及ぶ神輿が勢ぞろいする様は壮観。次回は多町二丁目の神輿も担がせてもらいたい。