9月の第二週は氏神様である、牛嶋神社の例祭。昨年の大祭が1150年だったので、今年は1151年目にあたると思う。
例祭(かげ)のため神社への宮入りはなく、土曜日の亀沢一~四、緑四の5町会による連合渡御(当番神輿は亀三)と、日曜日の町内神輿による町内巡行のみ。
土曜日の早朝暗いうちから神輿の準備に取り掛かる。
集合は朝5時前。5:15には神社に着き、倉庫から神輿を運び出す。
鉄のレールを敷き、外に運び出し、横付けしたトラックに皆で運びこむ。
飾り綱をチェックしつつ、真ん中でゆるく結んでおく。
鳳凰をつける前に、神輿に載せておく。真ん中に見える麻紐は、センターの目印。
鳳凰は重いので、フォークリフトで持ち上げる。今は専用台座で、そのままの姿で保管しているが、昔はいちいち分解・組み立てしていたらしい。
右端の方が、今年から柝頭(きがしら)になった小林さん。
無事嵌め込まれた鳳凰。尾羽根が「シャンシャン」となる鳳凰は珍しい。
蕨手(わらびて)に絡ませ、だんだんと縛って行く。鳳凰の足元、綱が「左前」にならないように注意。死装束になってしまう。
さらに担ぎ棒に括る。今日は担がずに飾り付けだけなのでごく簡単に。
7時前にはあらかた終わり、握り飯を頂いた後、盆踊りの飾り付けを手伝ったり、仕事に出かけたり、三々五々と流れ解散。
町内神輿としては日本で十指に入る、台輪寸法3尺2寸の大神輿。
尾羽根が鳴る鳳凰、二重台輪、四方扉、唐破風の立派な拵えは宮本重義の手による。
後は、神主さんに魂を入れてもらうだけ。(この写真だけは2005年に撮影したもの)
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