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残念ながら天神様のお神輿と重なり、何のお手伝いも出来なかったが、8月22日には、町会長ファミリーをはじめとした有志の方々のご尽力で亀四フェスティバルが開催された。
同じタイミングで行われていた墨田区防災フェス、ジャズフェスティバルと連動した形で、町内の通りでボサノバや沖縄のエイサー踊りなどが演奏されていた。脇では本所界隈の町会が得意とする焼きそばや生ビールの出店。
昼時に弁当を食べに立ち寄ったとことろちょうどボサノバが始まったところで、炎天下で演奏されているたちは大変だったが、強い日差しとボサノバはとてもマッチしていて、酔っ払った自分にはとても心地よかった。とてもスタイルの良いシンガーにもうっとり・・。
観客の方々は離れた日陰に固まって、ちょっと妙な景色。
午後の渡御があったので、残念ながらエイサーなど他の演目は見られず、お先に失礼した。
投稿情報: 23:55 カテゴリー: 地域活動 Community | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
なんとなく目出度い数字が並ぶ平成22年8月22日の日曜、うそ鳥、亀、藤などで有名な亀戸天神の、4年に一度の大祭ということで、日ごろ行き来のある立川4丁目、緑町3丁目に神輿担ぎのお手伝いに伺う。
合計22基(宮元会、太平会の番外2基、立川・菊川を中心とした南部7基、緑町と両国方面を中心とした西部7基、江東橋・錦糸などの東部6基、)が神社まで渡御し、順番に宮入りする。順番は25番まであるが、4、9番を飛ばしているので25基あるわけではない。
今年の宮入順は下記の通り。350年程の歴史の中で、宮入順は何回か変わっているようであるが、この順番がどのように決まっているのか、どの程度固定的なものなのかなど詳細は不明。
【南部】
【東部】
こうしてみてみると、氏子の町会は殆どが本所南部、今の墨田区内であることに気づく。神社のある亀戸は江東区だが、江東区の町会は東部の亀戸一丁目だけである。広い亀戸地区は香取神社、天祖神社、水神社などの氏子になっているようだ。
神社が建てられた江戸時代初期には、本所南部はまだ低湿地で街としては出来上がっていなかったそうなので、街が開かれるか拓かれないかの頃に天神様が来られ、産土神の居なかった町民達が、「我らの氏神様」とばかり地域をあげて一斉に氏子になったのではないかと、想像してしまう。あるいは学問の神様だけに、本所に多く住んでいた下級武士たちが支えたのだろうか。
南部地区の7基と番外2基は、三ツ目通りに集合し、神社までの3km強を渡御する。馬車通り(旧千葉街道)を東に、両国高校横の黒門通りを北に、京葉道路を東に、錦糸町駅前で折れて四ツ目通りを北上、オリナスの角で蔵前橋通りを東にとジグザグに進む。神社近くで順番待ちをする以外に、休憩は2回ほど。
私たちが担がせていただいた立川4丁目の神輿は台輪寸法3尺の大神輿なので、休みが少ないのは正直ちょっとつらい。町内半纏を着ていたのでもっぱら花棒を担がせていただいたが、ズシリとなかなかの担ぎ応え。というか3分持つかどうかというウルトラマン状態。情けないが「エア神輿」が得意な睦なので・・・
そういえば、西部のどこかの町会が途中でリタイアしたという噂を聞いた。天神様は、どこの町会も町内の担ぎ手不足で困っているようだ。我が町会の神輿も3尺2寸と大きいものなので、担ぎ手が少ないとちゃんとした宮入ができなくなる。日頃の町内活動や、陰祭での盛り上げ、特に人口の過半を占めるマンションを中心とした新入住民を巻き込むことが大切だ。新住民はどうしても遠慮がちなので、排他的な雰囲気を微塵も出さず、気さくに参加してもらうよう注意しなければならない。
南部地区の神輿が揃う集合地点で、少し時間があったので各町会の神輿の写真を撮らせてもらった。残念ながら番外1番の宮元会は既に出発してしまっていた。
番外2番 太平会
作ってから今年3年目の新造神輿で今年が初の宮入らしい。鳳凰の羽や尾の広がり方が珍しい。寸法は「2尺5寸らしい」と言っていた。中が膨らんだ太鼓型の台輪なので、もう少し大きい印象がある。
壱番 立川三
濃縮というか贅が凝縮された感じ。
2番 菊川三
2番以降は、独特の梅鉢が鳳凰の足元を飾る。
町内半纏の色が、浅縹(あさはなだ)色というのだろうか、珍しい色だった。(日本の伝統色)参照
3番 立川四
台輪寸法3尺と立派な神輿。
5番 立川一
壱番の立川三もそうだが、唐破風は華麗な印象を与える。こちらは梅鉢、二重台輪でさらにゴージャス。
6番 菊二睦
とてもキラキラと傾(かぶ)いたバサラ的、密教的な雰囲気の神輿。金属製の神輿らしいが珍しい。こちらは鳳凰は居らず、梅鉢が載る。
7番 菊川一
神輿も台棒も白木作り。白木のものは彫り物に凝っているものが多く、高級感がある。唐破風、鳳凰の梅花、二重台輪。
8番 立川三
小ぶりながら、唐破風、二重台輪と装飾は華麗。
投稿情報: 23:50 カテゴリー: お神輿 Mikoshi | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
宮里藍ちゃんが愛用して好成績につながったと評判の、五本指シューズ。最近は売れ行き好調で入手難。アマゾンなどでも品切れ状態だ。特にトレイルでも履ける「Bikila」は品切れの店が多い。
なかなか試す機会もないであろうということから、トレイルのサーフェース(路面状態)別に、従来のトレイルラン用シューズ(モントレイル「マウンテン・マゾヒスト」)と、ファイブ・フィンガー(ビブラム「Bikila(ビキーラ)」)との主観的な印象を記してみる。但し、まだトレイルで10km以上の距離をBikila一本で走ったことがないため、あくまで中間的なインプレッションに過ぎない。
尚、写真を掲載したトレイルすべて参考写真で、すべてのトレイルでマウンテン・マゾヒストやBikilaをはいたわけではないのでご容赦下さい。
ちなみに私は筋持久力、心肺持久力ともに水準以下の中年ランナーで、速度も遅く距離も出ず、レースでは最後尾をにぎわしている。成績が悪いときは道具のせいにしてしまうため、いつもシビアな視線で道具をチェックしてしまう。
【落ち葉のシングルトラック、平坦~緩やかな傾斜】
トレイルランで最も快適なサーフェイスは、Bikilaにも最適。
【落ち葉のトラック、平坦~緩やかな傾斜 (但し枯れ枝などが多い)
Bikilaはクッションが少なく、プロテクションも簡易なので、マウンテン・マゾヒストのように枯れ枝をバキバキと踏みつけて走るのはやめておいた方が無難。
【落ち葉+踏み固められた小石のトラック】
Bikilaは浮いた小石はやや苦手だが、踏み固められて半ば以上地中に埋まっていれば、乾燥しても濡れていても全く問題ない。どちらの場合も登りは得意。下りは踏み固められているといっても浮石や突き上げに注意しながら足を置く必要がある。
マウンテン・マゾヒストも、乾いていているうちは問題ないが濡れてくるとやや滑りやすくなり少し気を遣う。特に下りは浮石での捻挫の恐れがあり要注意。
【木の階段】
登りはどちらも問題なく、濡れているとマウンテンマゾヒストが足の置き所に少し気を遣う程度。
下りはマウンテンマゾヒストが天候次第で正反対。乾いていれば最適、濡れていると最悪。丸太の上に足を載せると、ほぼ間違いなくすべる。
下りのBikilaは天候に関係なく、着地の際に足の置き場に少し気を遣うだけで良い。
【木の根の張った土の斜面】
木の根の張った斜面は足の置き所が狭く、乾燥していても滑ったり引っかかったりする。しかも濡れていると、少しでも斜めになった木の根は滑りやすい。
土の斜面も登り下りに関わらず濡れると滑りやすい。トレイルシューズはどれも気を遣うサーフェイスだが、対照的にBikilaはその軽さ、コンパクトさが際立ち、路面の感覚をデリケートにキャッチできるので、かなり楽だ。
特に濡れているときのマウンテンマゾヒストは、登り下りとも足の置き所が難しく、すべり易い。無駄な時間が掛かるし、体力の消耗も激しいので、レースのときなどは避けたほうが賢明。
【石の階段(石灰岩、安山岩など表面のザラつきがあるもの)】
Bikilaは、長く続く単調な下り段差、特に段差が開いたものは、ショックの吸収に注意が必要で体力消耗が激しく、あまり得意ではない。乾いた下りの△、濡れた下りの×は、段差が大きかったり、長く単調に続く場合。
逆に登りは最も得意な路面の一つ。
マウンテンマゾヒストは、トレイルシューズの中では軽く、クッションもそこそこあるので、「滑りにくい石」という前提であれば登り下りとも向いているだろう。但し濡れているときの油断は禁物。
【岩の坂(急斜面)】
岩の種類によっても若干異なるが、概ね石段と同様。着地する際の石の面が水平とは限らないので、濡れた下りのマウンテン・マゾヒストは×、逆にBikilaは石段よりも変化に富むので、ショックを受ける場所が分散して良いかもしれない。急斜面になればなるほどBikilaに向いていると思う。
【小石交じりの土の道(緩斜面)】
恋し混じりの土の道は、林道に近い幅広の道が多いようだ。浮石が多いので、靴底の薄いBikilaは突き上げを避けるため結構気を遣う。
雨でもさほど滑る心配がないので、クッション性に優れたマウンテン・マゾヒストに軍配が上がる。
但し、マウンテン・マゾヒストにとっては快適な斜面だけに、飛ばしていると浮石の乗っかってしまい、捻挫しがちなので要注意。
【砂利の一般道(平坦~緩斜面)】
天候に関わらず、bikilaには不向き。「しっかり地面を捉え安定する」Bikilaには、踏みしめると動いてしまう砂利では、特性が全く活きてこない。
逆にマウンテン・マゾヒスト位のショック吸収力、安定性、軽快さが、どんな種類の靴よりも合っているようだ。
【土の斜面】
程度の差こそあれ、トレイルシューズでは登り下りとも滑りやすい。特に濡れているときのマウンテンマゾヒストは、完全に滑る。
Bikilaでも滑ることは滑るが、路面の感覚をデリケートにキャッチできるのでバランスを維持しやすく、かなり楽だ。
【舗装路(平坦~緩斜面)】
下りの舗装路は単調でスピードも出るため、衝撃吸収性が殆どないBikilaには、正直つらい。但し登り斜面ではトラクションが優れているため、無駄な力がかからずぐんぐん進む。緩斜面では違いが出ないが、傾斜が急になればなるほど差が際立つ。
マウンテン・マゾヒストはトレイルシューズの中では軽快で、ロードでのスピード走行にも向いており、登り下りともに快適。但し、濡れている路面の側溝、つなぎ目の金属板、落ち葉などのスリップには注意が必要なのは他のサーフェイスと同様である。
【総論】
登りは路面状態に関わりなくBikilaに軍配。テクニカルであればあるほど、雨後など劣悪であればあるほど差が大きい。逆に下りは好天で乾いていればマウンテン・マゾヒスト、濡れていればBikilaと言える。
投稿情報: 12:07 カテゴリー: グッズ&ギア Goods & Gear, トレイルランニング Trail Running | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
この記事は書きかけです。
【本日の走行データ】
平地換算7km、目標時間分で設定したが、大幅超過
【本日の補給食、サプリ】
《朝食》
《走行中》
《走行後》
【本日のウェア、ギア】
大量の水分と、靴を余分に運んだため、ザックはトレイルランにしては大きめを使用。
【その他携行品】
投稿情報: 23:52 カテゴリー: トレイルランニング Trail Running, 神流町 Kanna-town | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)
「かんな」は距離40km、累積標高差2,971mと、やはり40km超の「北丹沢(距離44.24km、累積標高差4,001m」や「道志村(同41.3km、3,392m」程ではないにしろ、なかなか厳しいアプアンドダウンだ。
私自身経験したことのない、距離と累積標高差のため、分析と対策をきちんとしておかないと時間内での完走はとてもおぼつかない。
ちなみに私が過去参加したレースの距離と累積標高差(登り/下り)は以下のとおり
30回以上行っているファンランでの経験でも、25km前後のものは以下の2回だけ。累積標高差は2,000に満たない場合が多い。
・三頭山~小菅の湯 23km、1,646/1,920m
・奥多摩石尾根 26km、1,711/1,931m
「かんな」の事務局が作成した高低図を見ると、序盤約9kmの1000mの登り、その後5kmの下り基調のアップ&ダウン、さらに10kmかけて500m上がる登り基調のアップダウン、25km地点と終盤にある500mの一気下りというもの。
林道など長い高速の下り坂、短くても500mの高低差を一気に下る場合は、大腿四頭筋などの伸張性収縮を伴うため、筋繊維へのダメージがとても大きい。
前半に激しい下りがあると、後半のダメージが相当ある。
「北丹沢」も「道志村」も、前半から激しい下りがあり、それが後半の苦しさに繋がっているのだろう。
「かんな」の場合は前半に厳しい下りが少なそうで、後半に多い。その分登りは苦しいだろうが、筋持久力という点ではさほど厳しくない可能性がある。
いずれにしても、街中のジョグやスクワットなどのトレーjニングでは大腿四頭筋などの伸張性収縮を鍛えるのは難しく、類似のコースでトレーニングを積むのが望ましい。
逆に上りは前半と中盤に2つある。特に前半の1000mは登り一辺倒で、急登のところもありそうだ。心拍数が一気に上がり、有酸素状態を維持できそうもなく、バテを後半に引きずってしまう懸念がある。
バテかけたところでもうひと登りしなければならないコースを作る必要がある。
一番理想的なのは試走をすることだろうが「かんな」は遠く、朝から全コースを走ろうとすると、少なくとも1泊はしなければならない。
「北丹沢」など「かんな」以上に厳しいレースコースの試走でもいいが、殆どのところはスタート・フィニッシュが駅から遠く、アクセスが悪すぎる。
そもそも1日で走りきれるかどうか、危険も大きすぎるだろう。
主にアップアンドダウンの類似性を中心に、ある程度の距離が確保できること、アプローチの容易さ、フィニッシュ地点の温泉、自宅からの交通費の安さなどを中心に、いくつかの模擬コースをカシミール3Dで設計してみた。
1)丹沢・大山 25km(カシミール3Dでは25.151m以下同様)、累積標高差登り2,241m/下り2,511m
大倉⇒三ノ塔⇒ヤビツ峠⇒大山⇒下社⇒浅間山⇒高取山⇒善波峠⇒鶴巻温泉
2)奥多摩 34.5km(32,989m)、3,056/2,786m
奥多摩駅⇒大岳山(往復)⇒御前山⇒三頭山⇒浅間尾根
3)奥多摩 35km(33,611m)、3,128/2,925m
奥多摩駅⇒大岳山(往復)⇒御前山⇒三頭山⇒奥多摩湖
4)奥多摩 29km(27.345m)、2,325/2,264m
払沢⇒浅間尾根⇒風張峠⇒御前山⇒奥多摩駅
5)陣馬・奥多摩 35km(33.947m)、2,910/2,510m
落合⇒陣馬山⇒醍醐丸⇒浅間峠⇒三頭山⇒浅間尾根
6)奥武蔵 33km(30.987m)、2,619/2,670m
芦ヶ久保⇒丸山⇒伊豆が岳⇒武川岳⇒大持山⇒武甲山⇒影森駅
投稿情報: 23:18 カテゴリー: トレイルランニング Trail Running | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)