取り寄せしていた菅しおりさん訳の「2時間で走る」を引き取りに書店に行ったら「ジョコビッチの生まれかわる食事」というのが目についたので、ついでに購入。
グルテンなど食べ物により生起する炎症についての記述があったからだ。
詳しくはこれから読むんだけど…
毎日走るようになってから、妙に気になっているのが「炎症」という現象。
関節炎、筋肉痛、筋膜炎、靭帯炎、肺炎、胃腸炎症、肝炎、腎盂炎、皮膚炎…
殆どあらゆる傷病、組織の損傷は何らかの炎症を伴う。
痛みや辛さの多くは炎症によるものではなかろうか。
原因は様々なれど、現象は殆どの場合「炎症」になって現れる。
炎症が酷くなると、痛みも苦痛も増し、運動能力は阻害されるから、当然、毎日走るのは難しくなる。
ところが、毎日走るということは、逆に様々な炎症の原因があちこちで引き起こされているということだ。
負担を最小限にする走りをしていても、オーバーユース、筋肉や筋膜、腱、皮膚の損傷は避けられない。
損傷発生の閾値は様々で、当然あちこち痛くなる。
多くの炎症に対する手当としてはRICEが原則だが、ワシは殆どの場合はRICEしない。
RICEしては走れないからだ(笑)
炎症の殆どは、何らかの因子に対する生体の防御反応だ。
だから、炎症を抑えることは、生体の防御反応を何らかのかたちで抑制することになる。
炎症を薬で抑えたり、軽くする際には、程度、タイミング、予後を良く良く見極める必要がある。
防御反応を何でもかんでも抑えるのではなく、速やかに防御させて回復するということも考える必要がある。
炎症と如何に付き合うか…
ヴィーガン、ナチュラル、オーガニックであることのメリットの一つはそこにある。
スコット・ジュレクも言っているが、血液をサラサラでフレッシュに保ち、傷ついたり攻撃を受けている箇所を速やかに灌流させ、いち早く回復に向かわせる。
完全菜食や有機食品は炎症のメカニズムを完全否定するのではなく、むしろ活かしつつ悪影響を最小限にとどめることができるノウハウの一つなのではないかしら。
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