大変お待たせしました。
以前、クラウドファンディングを試みて、大いに賛同をいただきながら今少しで上辞を果たせなかった画集「東日本大震災の記録」がオンデマンド出版で本日、形になりました。
「油絵で伝える被災直後から復興までの東日本大震災の記録
瓦礫にカンバスを
描き伝える東日本大震災100枚の記録」(スタジオアイアンベル)
(http://item.rakuten.co.jp/shosai/97849908674095103/)
そう、大震災直後から現場に立ち続け描き続けたウルトラランナー「なすびん」こと、油絵画家の鈴木誠さん渾身の震災絵画の作品画集です。
クラウドの折は、寄付や展覧会ご来場、さらには英訳など、皆様ご協力ありがとうございました。ワシはその時も今回も、ガヤ担当で何もしていないのですが…^^;
震災から2年を経た頃でしょうか、ワシは半蔵門「炭や」でなすびんに出会い、自家製の作品パンフを頂きました。
入間や所沢で開かれていた展覧会に行き、その臨場感に圧倒されるとともに胸苦しくも複雑な震災の記憶がまざまざと甦りました。
この作品を多くの方に知らしめたい…
前後してワシは「トランス三陸海岸」と称した八戸から仙台を目指す海沿いのラン旅や、雄勝トレイルランに向かうラン旅の途中、絵画に描かれた三陸の被災地を何度も訪れました。
激甚被害に遇った地は地盤もろとも大きく作り替えられ、ライフラインの敷設にやっと差し掛かったところで、海はともかく陸の暮らしぶりは大きく様変りしたままのようです。
そんな中、良くも悪くも、絵画に描かれた震災直後の景色は変わっていき/変えていき、記憶は日々薄れていき/薄めていくのでしょう。
この作品と、その存在を多くの方に知らしめたい…。改めて思っています。
※100枚を一堂に展示する展覧会を、近々、クラウドファンディングで立ち上げる予定とのことです
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