夏の勝浦キャンプで恒例の磯遊びをしているとき、期待の「たこ漁」が不漁だったので、暇つぶしに何気なく石をコンクリートにすりつけてみた。結構簡単に石が削れ、様々な形ができることに気づいた。付近の絶壁の岩が波に砕かれ削られしてできたものだ。もとは泥岩(でいがん)、あるいは剥離しやすいものもあるので頁岩(けつがん)だと思う。
3日越しで来ていた磯なので、家族五人がはまってしまい、皆で背中を丸め、小石をコンクリにゴシゴシして、いろんなものを作ってみた。石のカービングだ。
削っている途中で、さまざまな色の石があり、泥水もカラフルなことに気づいた。
この色泥を、アラビアゴムで溶けば自家製泥絵の具になると思い、黄土色、オレンジ、緑、青、黒、灰色と各色の石を集め、家に持ち帰った。
夏休み最後の日曜、次女の自由工作の宿題が決まらなかったので、娘が削った石カービングに泥絵の具を塗らせ、提出させることにした。ついでの末息子のオジオと一緒に私もやってみた。
↑パレットとパレットの間にあるものが、石を削ったもの。ハート、丸、三角、平行四辺形、正方形などが見える。
写真手前のパレットにあるものが、石を削った泥を乾燥させて固めたもの。
写真奥、手元のパレットは、アラビアゴム(事務用の糊)の水溶液と泥を筆で混ぜているところ。
娘の作品は、写真をとりそびれて学校に提出してしまった。
↑「ハート型」 これは私の作品。実際はオレンジっぽい茶色のチェック。
↑倅のオジオと一緒に作った「盾」。カービングは私。模様は以前段ボールで作った「ゼルダの伝説」の盾を参考にした。
↑オジオのリクエストで私が作った「ナイフ」。カービングも私。そもそもは盾に合う「剣」が希望だったのだが、短かったのでナイフにした。
↑大きさは、ハートが5cm四方くらい。
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