6時15分起きで7時の電車に乗り、新宿から京王線で高尾駅に向かう。
昨日の夕方から生憎の雨。しかも寒い。さすがに車中で短パンのうえに長パンツを履く。
8:15高尾に着く。
バスは7:32と8:12以降20分ごと9:52までの計7本。8:32のバスは30人程の列。すぐに100人程になり、増発と併せ2台で発車。殆ど参加者のため、生まれて初めて混んでるバスのシルバーシートに座る。確かに年齢は一番上か二番目みたいだったけど・・・
集合地点の蛇滝口にはすぐ着く。
蛇滝口には、主催者の虔十の会が反対運動をしている圏央道の高尾山貫通トンネルの工事現場がある。巨大な橋脚が八ッ場ダムの工事現場を連想させる。
受付は200メートル程歩いた梅林の中。
受付でゼッケンとチップ、Tシャツを受け取る。50才以上は空いている。
更衣室のテントは男女各一つしかなく、梅の枝に傘を引っ掛け着替える人も…。私も早速真似る。
荷物預かりは長蛇の列
トイレも10分待ち
スタートまで2時間あるが、徒歩で20~30分ほど離れたスタート地点はただの道なので、トイレも雨宿りもできそうもない。スタート地点で行われる開会式はバスして、ギリギリまで受付会場で傘をさして待機していることにした。
雨脚も強くなってきたし寒さも半端じゃないので間際になってスキンズのハーフタイツをロングタイツに履き替えた。
今年から3組に分れてのウェーブスタート。私は前回同様の最終組。あまり抜かれないので気が楽だが、今日のような天気の場合は、ぬかるみが大変なことになりそう。
スタートは小下沢林道の入り口。私の組は、10分押しの11時スタート。
最初は砂利の林道。寒くて汗をかかないので初めのうちは心拍計が動作せず、やっと表示されたら170オーバー。慌ててペースダウン。途端にご覧のとおりガンガン抜かれる。
10分ほど走るとこんどは杉林の急なシングルトラック。途端に渋滞。心拍を抑えたいがどうしても上がってしまう。160~170。蟻の行列のように上がっていく。
尾根に出ても上りは続き、その後も開場峠までアップ&ダウンが続く。初めてだとウンザリするだろう。
迫真の映像? 相当のぬかるみで私も被写体もスリップでぶれまくり。体力の消耗は2~3割増しだ。
下りで転倒し怪我している人も居た。他人なのに手当てしている方が数名。自分たちのタイムも省みず、こういうところがトレイルランのいいところだ。
私も立ち止まって得意のホワイトテープを取り出したが、すでに処置は終わりそれには及ばず。この間30~40人位に抜かれたが、平らな所と下りで15人位抜き返す。
開場峠で給水。
アートスポーツのサービスパックに入っていた、ムサシのNI(ニー)を一袋補給したが、粉が細かくて気管に入ってしまい、思いっきりむせる。効きは良さそうだが、味と飲みやすさはイマイチ。
この後、堂所山の急坂をスキーのように下り、景信山に向けて巻き道を走る。ビチャビチャと泥を跳ね散らかしているうちに、楽しくなってくる。走るのに夢中で、この間、写真を撮っているゆとりは無かった。開場峠からは殆ど抜かれず、逆に10人ほど抜かす。
景信山も巻いて、小仏に下る。この坂は川のように水が流れていたが、さほど滑らなかった。女性ランナーが前を塞いでしまい、10人ほどが列車状態で、ペースダウンを強いられた。
小仏から少し入ると、天然の水場。再びの登りだけど、一気に元気をいただいた。
途中、小川にジャブジャブと入り靴と靴下を洗い、5分ほどロスしたが、丁度いい休憩になり、ペースダウンすることなく小仏峠、小仏城山と坂を上がることができた。
14km地点の小仏城山(巻き道)の給水所周辺。霧雨で煙っている。
この後は高尾山下の登りを除き、概ね下り基調。
もの凄い泥道、シングルトラックの砂利道、砂利の林道と、快調に飛ばせた。
「ヒャッホー!」と叫んだり、笑ったり独り言つぶやいたりしながら走っていたので、キモがられたかもしれない。
ラスト2kmは心拍を気にせず走ったら、170をガンガン超えていた。チラッと「187」という値も眼に入り、心臓がキュッと縮まった。23~33才の最大心拍数だからね。
そのせいかどうかはわからにけれどゴール直前300mくらいのところで浮き石を踏んでしまい軽い捻挫→本日初の転倒。幸い砂利だけで泥だらけにはならなかった。
ゴール周辺。手元の時計では、3時間36分06秒。9/5の試走では殆ど同じコースをネット4時間26分だったので、1時間ほど短縮できた。悪天候を考えると上出来だ。
ゴールのすぐ脇の南浅川で、靴や靴下を洗うランナーたち。私は大して汚れていなかったが、アイシングを兼ねて腰までつかりお洗濯。アイシングがきき過ぎて震えが止まらなくなった(笑)
集合地点に戻り、着替えもそこそこに無料のパスタ(スパゲッティミートソース)をいただく。
寒くて仕方が無いので、ポークポトフ(@500)も。
その後16:00少し前の臨時バス(@200)で高尾駅まで行き、南口から「高尾の湯ふろっぴー」に向かう。16:07の無料送迎バスが出たばかりで逃してしまい、寒さのあまり次の16:37を待てずにタクシーで急行。
高尾の湯には、レースの参加者と思しき人が結構いた。いろんな湯やサウナに入り、身体をあっためてから、送迎バス→八王子→京王八王子で帰路に着く。
家に帰って参加賞のTシャツを開く。こちらはフロント。
こちらはバック。色がきれいだし、シャレている。協賛のパタゴニア製かと思ったら違うみたい・・・
- 3時間35分54秒
- 男子50歳以上 65人中 46位、 総合 660人中 469位
【本日の走行データ】
- 走行距離 18.0km(スント計測20.15km)
- 走行時間(グロス/ネット) 3時間36分
- 平均ラップ 12'00/km
- 平均速度 5.0km/h
- 最大心拍 187
- 平均心拍 165
- 運動強度 5.0(MAX5.0)
- 消費カロリー 2,354Kcal(スント計測)
【本日の補給食、サプリ】
- 大豆&フルーツスティック 4本中1.5本消費 120Kcal
- 自家製スポーツジェル 120cc 280Kcal
- VAAMジェル 1袋(35Kcal)
- アミノバイタル ジェル 1袋(100Kcal)
- NI(ニー)スティック 1袋
- ハイドレーション(「アミノバイタル 1000cc分+クエン酸」を凍らせたもの) 1,200cc(消費500cc)
【本日のウェア、ギア】
- バックパック: ミレー・アクシオム 15L
- シューズ: モントレイル・ハードロック 08モデル
- ソフトシェル: ノースフェース・スワローテイル・ジャケット
- シャツ: パタゴニア・キャプリーン2 ジップフロント・ロング
- アンダーシャツ: ファイントラック・スキンメッシュ Tシャツ
- パンツ: アシックス・ランニング・トランクス
- 靴下: スマートウール・PhD・トレイルラン・ミニ
- 手袋: パールイズミ・メッシュ・指切
- 帽子: アウトドアリサーチ・スウィフトキャップ
- サポートウェア: スキンズ・タイツ 紺
- ハイドレーション:ブラティパス・水筒タイプ 2L
- 計測用具: スントt3c(ハートレートモニター、フットポッド)
- メディカルセット(簡易版)、エマージェンシーセット
【本日の費用】
- 交通費往復:JR 210+京王線 350=560円×2 高尾駅通り抜け130
バス@200×2 小計1,650円 - 風呂 800円、貸タオル 100円、タクシー 710円 1,610円
- ポトフ 500円、缶ジュース150円 650円
- 合計 3,910円
昨日はお疲れ様でした。
わたしも初めて参加しました。ブログを拝見して楽しかった昨日のランを
思い出しています。
私は60を超えてジョギングを始め今回は初めての大会参加です。
(先日こちらのブログを元に試走した者です。)
今回は5時間半かかりましたが、転倒やけがもなく走れたので満足です。
大勢が通った後のドロドロの道はつらかったですが、一番いやだったのが日影沢林道の長い下りでした。下りの力の使い方がわからないので無駄に力を使っているような気がします。ラストスパートの砂利の林道は楽しかったけど。
詳しい写真入りのブログを元に試走をしてあったので安心して走ることができました。
まずは御礼まで。
投稿情報: osada | 2009年10 月26日 (月) 11:09
>osadaさん
お疲れ様でした! 初めてのレースが記憶に残るものになりましたね。
1時間55分の方が総合で11位だったそうです。我々のように荒れていない路面とは言え、あのコースを2時間もかからないで走り抜ける人が何人もいるとは、本当に驚きですね。
天狗トレイルは初心者向きと言われていますが、情報が少ないので、その点が困りますよね。私も初心者なのでやたら細かく余計なことまで書いてしまっていますが、こんなブログでもお役に立てて良かったです。
お互い楽しく頑張りましょう。
投稿情報: まんも | 2009年10 月26日 (月) 11:23