仕事帰りに、「大峯千日回峰行 修験道の荒行」(塩沼亮潤/板橋興宗 春秋社 本体1800円)を購入。対談形式で読みやすく、小一時間で粗方読み終わる。
千日回峰行は、比叡山と吉野のものが知られるが、吉野の方は、標高364m、吉野の蔵王堂から標高1719mの山上ヶ岳(大峯山寺)の往復 48kmを、5月から9月までの100数十日、毎日欠かさず、9年間掛けて踏破するというもの。比叡山に比べて標高差が大きくより厳しいという。
禅宗の板橋師が、回峰行を修えて阿闍梨(あじゃり)となった密教の塩沼師にインタビューするという異色の対談。
11月に40kmのトレイル・レース「かんなマウンテンラン」を控えビビっている自分と、それ以上の距離を1000回も踏破する塩沼阿闍梨。 励まねば・・・