朝4:30に置き、車で首都高⇒圏央道で青梅に行き、奥多摩湖を通って小菅に向かう。約2時間強でスタート/フィニッシュ地点の「村の駅ほうれん坊」に到着。ほうれん坊に駐車できるのかと思いきや、数キロ離れた小菅の湯の近くのグラウンドに移動。荷物やら着替えをどうしたら良いのか困ってしまった。
前日12:00過ぎに寝たものの、興奮して(?)寝付けず、結局2時間くらいしか眠れなかった。眠たかったし、寝不足はパフォーマンスにも影響するから仮眠を取りたかったが、どうもそのゆとりもなさそう。
駐車場からスタート地点まではシャトルバスで移動ということで、8:15頃のバスに乗ることにした。その時刻のバスは村営バスを利用ということで、バス停のある小菅の湯まで2~3分、歩いて向かう。(↓)
バスの出発地点は小菅の湯。いつもにぎやかだが、朝早くはまだ人気が少ない。とてもいい天気で、暑くなりそうだが、空気が乾いているので気持ちがいい。
バスで10分もくらいだろうか、再びほうれん坊に。建物裏のつり橋を渡り、スタート/フィニッシュ地点のキャンプ場に向かう。
受付を済ます。参加賞は鮮やかなブルーのポリエステル100%のTシャツ。源流の水と、なぜかかりんとう。封筒に小菅の湯の100円優待券が2枚。
暖かな日差しの中、開会式を待つ選手達。平均年齢がずいぶん高そうだ。タイムにガツガツしている妙な緊張感がなく、ゆるい感じ。
Jognoteお仲間の「山が好き」(↓)さんと無事お会いできた。渋くて誠実さがあふれ出ているスポーツおじさん(といっても私より少し若い)。こういう人をナイスミドルというのだ。かんなマウンテンラン&ウォークのコミュニティで知り合った。もう一人「bagel_w」さんはお子様の運動会でDNS。
スタート前の待ち合わせで「しばらく仮眠をとってからぎりぎりで向かいます」などと、フェイントを掛けてしまい、結局「山が好き」さんの受付がギリギリ間際になってしまった。参加賞のTシャツのサイズが無くなってしまいゴメンなさい。
もう一人のJognoteお仲間の、まりぱさんとも無事お会いできた。右がまりぱさん。ラボバンクを着ているということはロードもやるようだ。左はまりぱさんのお友達。
ワタシ↓。いつものジョグスタイルにハイドレーション入りのバックパック。最近はコンプレッションウェアやサポートウエアはあまり身に着けず、スキンズのハーフパンツのみ。足腰の持ちが良いのは分かるのだが、なんとなく気分の問題。計測タグは、ゼッケン裏にホチキスでタグを着ける式。
ということで、皆さんとおしゃべりしたり写真を撮っているうちにいつのまにか開会式が始まっていて、あれよあれよという間にスタート。ストレッチもアップもしそびれた。
【レース中】
スタート後2~300メートルほど舗装路を行く。林道に入り、すぐにシングルトラックの登りになる。向山までの標高差600mをつづら折れを交えながら一気に上がっていく。トレイルに入った地点では、先頭から1/2位、約150番目といったところだった。
日ごろジョグをしているので、最初の登りロードでは、それ程は遅れをとらなかった。
しかし最近トレイルランや筋トレをしていないせいか、トレイルに入ったとたん心拍が吹き上がり、150→160→170と上がっていった。乳酸で足腰が疲労するのは時間の問題。
↓向山を過ぎて、一旦短い下りがあり、その後さらに登っているところ。このあたりでワタシは心臓とがアップアップ。心拍数を見ると181まで上がっている。最大心拍が190なので、95%以上の赤信号。その後も170前後と90%近くが続く。
一休みしているとドンドン列が通り過ぎ、ズルズルと遅れ始める。皆さんも苦しいのだろうが、休んでいるのはワタシだけ。たいしたものだ。「梵天丸もかくありたい」と、昔の独眼流正宗のせりふをつぶやく。
登り階段にも関わらず足元がふらつき、すっ転んでしまったワタシを追い抜いて行く人のなかに、「まんもストークの方ですよね。○○が参考になりました」とお声を掛けてくださる若男子。せっかくだから並走して会話したいが、あっという間にとり残される。
100人近くに抜かれたろうか、後ろが殆どいなくなったところで、稜線に出る。「ここからは下りですよ」と励ましてくれるが、下りもまたきつそう。この地点で1:10経過(予定0:50)
下りで時間を稼げたので、鶴峠は予定通りの1:25で通過。エイドの水を飲みすぎ、腹がタプタプしてしまった。関門未通過の人数を聞くと、残り30~40人くらいらしい。
↓鶴峠から奈良倉山への中間地点。林道とのクロス。突然上野原方面に開けた景色が広がる。汗で濡れた身体に涼しい風が実に気持ちよい。
↓奈良倉山に向かうトレイル。前後に人影が殆ど見られなくなる。この辺りで太ももが言うことを利かなくなり、ショーツの裾を持って、一歩ずつ引き上げるようにして登る。赤土の斜面は前日の雨とレース通過者足跡とやや滑りやすい。ラ・スポルティーバのクロスライトにして、大正解だった。
↓第二関門松姫峠 2:28(予定2:20) 制限時間まであと12分。DNFは考えていなかったが、急に現実味を帯びてきた。皆さんトイレに入ったり一休みしていたが、最後のゆるい坂を、一人で抜け駆けするようにそそくさと登り始める。
松姫峠から山沢入りのヌタまでは、このトレイルで最も気持ちのいいところだが、今回は楽しむゆとりがなかった。
2:45、最高地点の鶴根山。追いついた48歳の男性の方と一緒にベンチに腰掛け、一休み一休み。後は下りだけだ。
↓山沢入りのヌタ。3:00(予定2:15) ここから30分下り続ける。
この木に会いたかった~! ニレの巨木。暗くて上手く撮影できなかった。しかし下りは下りで足の裏や太ももがしんどい。
わさび田が出てきたので、下りの中間地点か・・・。路面の木の丸太が苔むしていて、滑りやすい。ただでさえ遅いのにさらにスピードダウン。
一服(幅)の清涼剤。
小菅の湯 3:40(予定3:30)と、少しだけ取り戻す。
小菅の湯からは、時折ロードを交えながら、小菅川沿いのトレイルを進む。予定マップではすべてロードだったが、ありがたい変更。昨年出走した方のブログを見ると、同じコースだったようだ。
小菅の湯からの3~4kmは、ニレの巨木で抜かれた青年に追いつき、接近して走っていたのだが、最後の1kmほどはゴールまで並走。
タイムは4:15位で、豚汁のラスト数杯に間に合った。
【コース】
KFCのWebサイトからダウンロードしたコースは、↓の赤い線。終盤の数キロがロードのようだったが、実際は青い線で、小菅の湯から原始村までは川沿いのトレイルだった。多少のアップダウンはあったが、川沿いのトレイルは気持ちよく、足への衝撃も少ないので助かった。
【レース後】
↓これはゴール後しばらくしてからの写真。ゴール時点ではこんなに元気ではなかった。
ゴール後の「山が好き」さん(左)。3時間ほどでフィニッシュされたのに、一時間以上も私のゴールを待っていてくれて、すっかり身体が冷えてしまったようだ。荷物や着替えを車に置いてきてしまったが、参加賞のTシャツに着替えて事なきを得た模様。朝のフェイントといい、ゴールでの長時間待機といい申し訳ありませんでした。
「ポーズ取って」と注文したらご覧(↓)のポーズ。はにかみやさんらしい。
「山が好き」さん曰く、源流のコースが「かんな」の前半に良く似ているとのこと。実質23~4kmでこの体たらくなので、あと1ヵ月半、みっちり鍛えねば・・・
ゴール後、荷物を見ていたら、チャックが半開きになっており、中に入れていたモンベル・U.L.サイクルジャケットが消えている。途中で落としてしまったか・・・。主催者に聞いても届いてはいなかった。
【本日の記録】
- タイム 4:16:24
- 順位 総合 243/264 (92.0%)
男性 211/224 (94.1%)
50歳以上男 39/43 (90.7%)
DNF 5名(243に含まず) DNS 60名(同) - 通過タイム(予定) 小焼山稜線1:10(0:50)、鶴峠1:25(同)、奈良倉山2:00(2:08)、松姫峠2:20(2:28)、山沢入りのヌタ2:45(3:00)、小菅の湯3:30(3:40)、ゴール4:16(4:00)
- 距離 30km(GPS 21.8km)
- 心拍数 最大181 平均156
- 最高気温(予報) 26℃
【本日の補給食、サプリ】
《朝食》
- 菓子パン2、握り飯2、BAAM ゼリー1袋(100Kcal)
《走行中》
- ハイドレーション: ムサシレプレニッシュ1,000cc分を1,200cc希釈(消費800cc)
- オリジナル・ジェル: 144g、約400Kcal(マルトデキストリン100g、クエン酸1g、ビタミンC1g、自家製プルーンジャム、はちみつ、塩少々)
- サプリメント: アミノバイタル・スーパースポーツ(100Kcal)×1
《走行後》
- ムサシ NI1袋
- 小菅の湯にて、生ビール、冷奴、五平餅
【本日のウェア、ギア】
大量の水分と、靴を余分に運んだため、ザックはトレイルランにしては大きめを使用。
- バックパック: グレゴリー・スティミュラス 5L
- シューズ: ラ・スポルティーバ クロスライト
- ドライレイヤー: ファイントラック・スキンメッシュ
- シャツ: ゼビオオリジナル・化繊Tシャツ
- パンツ: パタゴニア・ウルトラ・ショーツ
- 靴下: 超立体五本指ソックス
- 手袋: モンベル・フィンガーレス サイクル用手袋
- 帽子: OP スウィフト・キャップ
- サポートウェア: スキンズ・ハーフタイツ ホワイトカモ
- ハイドレーション: キャメルバック・オメガ・リザーバー 1.5L
- 計測用具: スントt3c(計時、心拍)
- 他、めがねバンド、リストバンド(大活躍)
【その他携行品】
- ウィンドジャケット: モンベル・U.L.サイクルジャケット → 途中落下紛失
- エマージェンシーセット(緊急シート、ヘッドライト、緊急食、その他入り)
- ホワイトテープ
- ウィックドライ・タオル(小)
- 予備水:プラティパス入り500cc
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