平成24年の牛嶋神社大祭が終わっちゃいました・・・
鎮座1155年という長い歴史と、下町本所の総鎮守として50余町を統べる広い神域。
5年に一度、9月の敬老の日前後に行われる大祭では、その広い氏子地域を、牛車(ぎっしゃ)が曳く鳳輦(ほうれん)が2日掛けて回る古式ゆかしき神幸祭や、約50基の町会神輿が勢揃いし、早朝から夕暮れ後まで宮入神事が行われるという、東京でも指折りの祭りですが、なぜかあまり注目されていませんね ^^;
やくざまがいの人が喧嘩をしたり、担ぎ手が我が物顔に振舞うどこかの祭とは異なり、地域の人が力を合せて楽しく神輿を担ぐ、牛嶋の祭りは実に素晴らしいものなんだけど・・・
神社の公式HPもありませんし、約50基が勢ぞろいするお神輿についても、ネットで調べても良く判らないのがその一因かもしれません。神田明神の約100基、深川富岡八幡宮の50余基に次ぐ神輿の数もさることながら、本所・石原・亀沢地区には、町会神輿の域を超えた3尺を越える特大神輿が揃うんですけどね・・・。
あるいは大祭が5年に一度しかなく、比較的地味な影祭りにしか触れる機会がないからかも。
ということで、牛嶋神社と神輿宮入をメジャーにするべく、今年の大祭では友人のカメラマンや編集者の力を借りて、先駆の宮元を除く、すべての神輿の撮影と取材を行ってみました。
神社の公式ホームページや各種資料に使っていただく予定のため、ここではサムネイルしかアップできませんが、まずは取り急ぎ写真と簡単なスペックを、宮入の組順にアップします。
※写真は河西隆之氏、平井景氏の撮影、取材は主に関口裕子氏によるものです。
※サムネイル転載は自由ですが、当ブログのコメント欄あるいはブログ主へのメールにてその旨と使用URLをご連絡ください。また、当ブログへのリンクをお願いします。
※注記は 製作者、製作年、台輪寸法実測(カッコ内は自称・通称・公称による)、屋根形状・色、飾り綱の色、その他の特徴の順です。情報などの一部は、山車・だんじり悉皆調査を参考にしています。
※情報に過誤、相違がありましたら速やかに修正いたしますのでコメント欄あるいはブログ主へのメールでお知らせください。
まずは宮入リストから・・・
【宮入順番】
- 先駆 向島一丁目・宮元睦会 ・・・未取材
《第一組》 ページに移動
- 一番 両国一丁目
- ニ番 両弐会(両国二松元会/両国二両横会)
- 三番 両国三丁目
- 四番 両緑敬神講
- 五番 亀沢一丁目
- 六番 亀沢二丁目
- 七番 亀沢三丁目
- 八番 亀沢四丁目
- 九番 欠番
- 十番 緑四丁目
- 十一番 錦糸一丁目
《第二組》 ページに移動
- 十二番 太平一丁目
- 十三番 横川一丁目
- 十四番 横網
- 十五番 石原一丁目
- 十六番 石原二丁目
- 十七番 石原三丁目
- 十八番 石原四丁目
- 十九番 本所一丁目
- 二十番 本所二丁目
- 二十一番 本所三丁目
- 二十二番 本所四丁目
- 二十三番 東駒形一丁目
- 二十四番 東駒形二丁目
- 二十五番 東駒形三丁目
- 二十六番 東駒形四丁目
- 二十七番 吾妻橋一丁目
- 二十八番 吾妻橋二丁目
- 二十九番 吾妻橋三丁目
- 三十番 横川二丁目
- 三十一番 横川三丁目
《第三組》 ページに移動
- 三十二番 向島一丁目
- 三十三番 向島五丁目西
- 三十四番 業平四丁目南
- 三十五番 業平一丁目
- 三十六番 業平二丁目
- 三十七番 業平三丁目
- 三十八番 業平三丁目南
- 三十九番 業平四丁目
- 四十番 押上一丁目
- 四十一番 中之郷
- 四十二番 -
- 四十三番 小梅一丁目
- 四十四番 小梅二丁目
- 四十五番 小梅三丁目
- 四十六番 向島二/三丁目
- 四十七番 向島二丁目 睦
- 四十八番 向島三丁目
- 四十九番 -
- 五十番 向島四丁目南
- 五十一番 向島五丁目東
【スナップ】
↑スカイツリーの足元、第三組、向島の芸者衆によるてこ舞の行列
↑第一組、第二組の宮入を仕切る東両国八丁睦にご挨拶する、第一組八番の亀沢四丁目町会の役員の方々
第一組は早朝出発だが、第三組最終の51番が宮入する頃には提灯に火が入り、夕闇が近づいてくる。
コメント
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