まんもストーク 「JUST RUN」

SmartWool PhD トレイルランニング・ミニ・ソックス

本日昼飯時にアウトドアショップ「OD BOX渋谷店」を覗いて見たら、かねてより欲しかったSmartWoolのソックス「PhD トレイルランニング・ミニ」が置いてあった。ずっと欠品していたが、秋冬物に切り替わったので、新たに仕入れた模様だ。
早速買い求めたので、次回か次々回のトレイルランの後でレビューを書かせてもらおうと思う。

価格は1,785円、色はシルバー／ブラック、サイズはM(24cm～26.5cm)
スマートウール78%、ナイロン19%、ポリウレタン3%となっており、Superfeetとほぼ同様の構成。
少し厚手な暑い感じはするらしいが、真夏というわけではないので大丈夫だろう。履くのが楽しみだ。

色がブラック、シルバー／ブラック、ナチュラルと3種類あったのだが、面白いことにナチュラルのみウール比率が65%と低かった。
英語のパッケージには「PhD トレイルランニング」と書いてあるものの、上から張られている日本語ラベルには「PhD トレイル・ミッド・ミニ」となっている。

今回のチェックポイントはウールの配分だったので、気になって店員さんとカタログを見ながら調べたが、「PhD トレイル・ミッド・ミニ」や「ウール65%」の商品は、今年のカタログにも商品説明資料にはなかった。「PhD トレイル・ミッド・ミニ」という名は旧モデルで見た記憶がある。なんとなく旧モデルが混じっているような気がしないでもない。

ユニクロ コンフォートサポート・アンクル・ソックス

ランニング用に何種類か出ているユニクロのソックスのうち、トレイルにも使えそうなものが、くるぶしまでのアンクル・ソックス。
綿41％、アクリル26％、ナイロン20％、ポリエステル10％、ポリウレタン3％
色は白、黒、グレーとあるが、グレーが入手できず、使用しているのは白と黒のみで25～27cm、2足で990円、一足あたり495円と専用靴下に比べると格安だ。

白の評点は以下の通り。黒はカッコ内に記載した。   

フィット感   

• フィット感    3
• 左右別    5
• アーチサポート    4

保護機能   

• つま先保護    3
• かかと保護    3
• アキレス腱保護    3
• くるぶし保護    3

吸湿発散   

• 吸湿性    4
• 発散性    3
• 通気性    3
• 臭い    4

長時間着用   

• 靴ズレ等のできにくさ    2
• クッション性維持    2
• サポート維持    3

メンテナンス性   

• 汚れ（目立つ）    1(5)
• 汚れ（落ちやすさ）    2(4)
• ゴミの取りやすさ    4
• 耐久性    3

質感   

• デザイン    4
• 肌触り    3

平均　3.1（3.3)　合計　62点（66点）

ご覧の通り結構いい点数になった。2,000円前後するものには劣るものの、他のユニクロ製品同様、CPで見れば圧倒的だ。
やや厚手で、編み方の切り替えし部分などの端糸の処理が雑なためモコモコして質感は今一歩だが、左右別形状でフィット感、アーチサポートとも良好である。
メイン素材が綿のため長時間着用向きではないが、抗菌防臭の吸汗速乾素材を使っているため、比較的短距離だったり、ロードの比率の高い（あるいは整備された）トレイルであれば問題なく使えると思う。

汚れが目立たないのは黒、グレーだが、気分がさっぱりするのは白だろう。私は専ら10km前後ののジョギングや、トレラン帰りの電車用に予備靴下として白を携行している。

injinji（インジンジ） パフォーマンス・ミニクルー・ソックス

指先が5本に分かれているユニークな靴下。トレイルランを始めたときに買ったが、その後すぐに他のものを買い足した為、真っ白で汚れやすいこの靴下はあまり使う機会がない。

価格は1,980、色は純白、サイズはM(25.5～27cm）
ポリエステル70％、ナイロン25%、ポリウレタン5%となっており、吸汗速乾に優れた「クールマックス」使用をうたっている。

フィット感   

• フィット感    4
• 左右別    5
• アーチサポート    3

保護機能   

• つま先保護    5
• かかと保護    3
• アキレス腱保護    2
• くるぶし保護    3

吸湿発散   

• 吸湿性    4
• 発散性    4
• 通気性    4
• 臭い    3

長時間着用   

• 靴ズレ等のできにくさ    5
• クッション性維持    3
• サポート維持    3

メンテナンス性   

• 汚れ（目立つ）    2
• 汚れ（落ちやすさ）    3
• ゴミの取りやすさ    4
• 耐久性    3

質感   

• デザイン    4
• 肌触り    5

平均　3.6　合計　72点

特別に機能満載というわけではないが、X-SOCKSと同じ点になった。指先が分かれているだけで相当にいい影響を与えるようだ。白以外の色であればメンテナンス性が上がり、X-SOCKSを上回るだろう。
汚れやすいとはいえ、白地に赤のワンポイントがとても洒落ている。20km以下の泥だらけにならないトレイルであれば履きたい靴下だ。

SmartWool PhD ランニングライト・ミニ・ソックス

価格は1,785円、色はナチュラル、サイズはM(24cm～26.5cm)
スマートウール62%、ナイロン35%、ポリウレタン1%、その他　2%となっており、Superfeetよりもウール比率が少し低くナイロンが多い。

SmartWoolは何種類ものソックスを出しており、形状、厚さ、色など実に多様。その分特定の品番やサイズが売り切れていることが多く、私が購入した2009/5月頃は、トレイルランに向いたものとしては、「ランニング・ライト」しか入手できなかった。本来は「トレイルランニング」というシリーズがあるので、そちらで比較するのがフェアだろう。

例えば「トレイルランニング ミニ」の場合、生地素材も、「スマートウール78%、ナイロン19%、エラスチック3%」となっており、Superfeetと近い比率になっている。

フィット感

• フィット感    4
• 左右別    3
• アーチサポート    5

保護機能

• かかと保護    4
• アキレス腱保護    2
• くるぶし保護    3

吸湿発散

• 吸湿性    4
• 発散性    4
• 臭い    3

長時間着用

• 靴ズレ等のできにくさ    4
• クッション性維持    4
• サポート維持    4

メンテナンス性

• 汚れ（目立つ）    2
• 汚れ（落ちやすさ）    2
• ゴミの取りやすさ    2
• 耐久性    3

質感

• デザイン    5
• 肌触り    5

平均　3.6　合計　71点

X-SOCKSと同じ点だが、項目別の得点はSuperfeetとほぼ同じような傾向。左右同一形状なので、フィット感が若干下回る。
またトレイルラン専用ではないせいか、長時間着用の際に僅かではあるが蒸れや臭いなどが気になる時がある。
見た目重視でナチュラルを選んだため、汚れやすく、ついた汚れも落ちにくい。メンテナンスのポイントも低めにはなってしまったが、配色や形状などデザインや手触りはとても良く、個人的にはSuperfeetと同じくらい気に入っている。
「トレイルランニング」が入手できたら、すぐに試してみたい。

Superfeet トリム・ミニ・ソックス ユーザーレビュー

↑5～6回着用後。縮こまってかわいくなっている。

X-SOCKSの評点だけでは比較にならないので、他のソックスの評価もしてみる。

まず、Superfeetのトリム・ミニ、2,310円。色はオートミール、サイズはM（24.5～26.5ｃｍ）
ウール77%、ナイロン22%、ポリウレタン1%だ。後で見るスマートウールよりウールの比率が少し高い。

フィット感

• フィット感    5
• 左右別    5
• アーチサポート    5

保護機能

• かかと保護    4
• アキレス腱保護    2
• くるぶし保護    3

吸湿発散

• 吸湿性    5
• 発散性    4
• 臭い    4

長時間着用

• 靴ズレ等のできにくさ    5
• クッション性維持    5
• サポート維持    5

メンテナンス性

• 汚れ（目立つ）    3
• 汚れ（落ちやすさ）    3
• ゴミの取りやすさ    2
• 耐久性    3

質感

• デザイン    4
• 肌触り    5

平均　4.0　合計　79点

結論から言うと最も高得点。何といってもフィット感が抜群だ。左右別形状でつま先の収まりが良く、アーチサポート、かかともぴったり。
長時間着用しても、蒸れ感、ズレなどがないし、足底のクッション性の低減もない。
ウールの持つ天然の防臭機能、調湿機能などを上手く引き出していると思う。
手触りや質感が良いので、ついつい履きたくなってしまう。繊維が細く木屑などのゴミが入りやすいことと、汚れが落ちにくいことが玉に瑕。

X-SOCKS ラン・パフォーマンス ユーザーレビュー

ショップでX-SOCKSのコーナーの前を通るたびに立ち止まり、買おうか買うまいか迷い続けて数ヶ月。
「テーピング理論によるサポート」、「足裏に発生する湿気を一歩ごとに排出する」ベンチレーション機能、「衝撃緩衝素材で作られたプロテクター」など機能てんこもりのセールス文句に惹かれてしまうのだ。

ところが「さかいや」や「アートスポーツ」では、トレイルラン用には特別に強く勧められたことはないし、今使っているスーパーフィートやスマートウールの具合も良いので、手にとってレジに行きかけては躊躇してやめていたのだった。

先日も、神田のビクトリアで眺めていたのだが、熱の抜け具合がサーモグラフで分かりやすく示されており、2年間保証もついていることを初めて知った。若い店員さんが「自分もトレランで使ってるけれど、スースーするくらい空気が通る」というので、ついに購入することにした。

X-SOCKS ラン・パフォーマンス、2,100円。色はセンスは悪いが汚れの目立たないグレー、サイズは26cmなので、M(24.5-26.0cm）にした。
素材はナイロン72％、ポリウレタン13％、ポリプロピレン15％だ。

早速その週の土曜に高尾山18kmで履いてみた。

私の個人的な印象としては5点満点で、

フィット感

• フィット感    3
• 左右別形状    5
• アーチサポート    3

保護機能

• かかと保護    3
• アキレス腱保護    4
• くるぶし保護    3

吸湿発散

• 吸湿性    3
• 発散性    5
• 臭い    4

長時間着用

• 靴ズレ等のできにくさ    3
• クッション性維持    3
• サポート維持    3

メンテナンス性

• 汚れ（目立つ）    4
• 汚れ（落ちやすさ）    4
• ゴミの取りやすさ    4
• 耐久性    5

質感

• デザイン    3
• 肌触り    2

平均　3.6　合計　72点

といったところだった。はじめのうちは気にならなかったが、3時間程経過した後、下りの衝撃が足底（つま先とかかと）に響くように感じた。
ナイロンという素材のせいか、アーチ部をはじめ全体にゆるい感じで、靴下と足が微妙にずれるような感じがした。サイズ的にはきつくてもいいくらいなので、サイズ選択のせいではないだろう。
また、実際には蒸れていないのだろうが、皮膚の感覚としては「蒸れ」ているような印象を受け、靴ズレができそうで不安になった。

2～3時間では上述のマイナス点は気にならなかったので、距離によっては全く問題なく使えると思う。

ホグロフス・スプリント・ランバーパック

本日も帰宅ラン。

前回の帰宅ラン時に、携帯、財布、カード、鍵などの持ち運び方法に困ったので、昼休みにオフィス近くのホグロフス・ショップに行き、ウェストパック「ホグロフス・スプリント・ランバーパック」を購入した。

チャック付のポケットが2つあり、携帯他、携行食やゼリーなども収納ができる。ドリンクボトルは500ccのペットでは細すぎて飛び出してしまった。飛び出し防止のゴムなどはついていない。 その後、アルティメット・ディレクションのボトルで試したらぴったりで飛び出すこともなくなったので、自転車用のボトルなどなら大丈夫だろう。

太いベルトは弾力性があり、ベルクロでしっかりと巻きつけるため、他のものに比べると安定感があるようだ。幅広の分、汗の溜まりなどが気がかりだったが、それ程は気にならなかった。反射テープのついているので夜道でも目立つ。

ランは前回と同じコースで、神宮前⇒246⇒赤坂見附⇒紀尾井町⇒半蔵門⇒北の丸⇒神田⇒京葉道路⇒錦糸町。10.4km、75分。平均8.2km/h、7'14"/km、589Kcal、9,918歩だった。