ショップでX-SOCKSのコーナーの前を通るたびに立ち止まり、買おうか買うまいか迷い続けて数ヶ月。
「テーピング理論によるサポート」、「足裏に発生する湿気を一歩ごとに排出する」ベンチレーション機能、「衝撃緩衝素材で作られたプロテクター」など機能てんこもりのセールス文句に惹かれてしまうのだ。
ところが「さかいや」や「アートスポーツ」では、トレイルラン用には特別に強く勧められたことはないし、今使っているスーパーフィートやスマートウールの具合も良いので、手にとってレジに行きかけては躊躇してやめていたのだった。
先日も、神田のビクトリアで眺めていたのだが、熱の抜け具合がサーモグラフで分かりやすく示されており、2年間保証もついていることを初めて知った。若い店員さんが「自分もトレランで使ってるけれど、スースーするくらい空気が通る」というので、ついに購入することにした。
X-SOCKS ラン・パフォーマンス、2,100円。色はセンスは悪いが汚れの目立たないグレー、サイズは26cmなので、M(24.5-26.0cm)にした。
素材はナイロン72%、ポリウレタン13%、ポリプロピレン15%だ。
早速その週の土曜に高尾山18kmで履いてみた。
私の個人的な印象としては5点満点で、
フィット感
- フィット感 3
- 左右別形状 5
- アーチサポート 3
保護機能
- かかと保護 3
- アキレス腱保護 4
- くるぶし保護 3
吸湿発散
- 吸湿性 3
- 発散性 5
- 臭い 4
長時間着用
- 靴ズレ等のできにくさ 3
- クッション性維持 3
- サポート維持 3
メンテナンス性
- 汚れ(目立つ) 4
- 汚れ(落ちやすさ) 4
- ゴミの取りやすさ 4
- 耐久性 5
質感
- デザイン 3
- 肌触り 2
平均 3.6 合計 72点
といったところだった。はじめのうちは気にならなかったが、3時間程経過した後、下りの衝撃が足底(つま先とかかと)に響くように感じた。
ナイロンという素材のせいか、アーチ部をはじめ全体にゆるい感じで、靴下と足が微妙にずれるような感じがした。サイズ的にはきつくてもいいくらいなので、サイズ選択のせいではないだろう。
また、実際には蒸れていないのだろうが、皮膚の感覚としては「蒸れ」ているような印象を受け、靴ズレができそうで不安になった。
2~3時間では上述のマイナス点は気にならなかったので、距離によっては全く問題なく使えると思う。
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