今月は牛島神社の祭礼の奉納やら、睦会の半年分の会費納入などで出費がかさむため、トレランは近場で済ませることにした。
近場といえば高尾山、高尾山といえば10月に出場予定の天狗トレイルをチェックしてみようかということになった。
↑2007年までのコース(赤が今回の試走コース。青が実際のコース)
↑2008年のコース(体験記などからの推測) なんでも国立公園の中を走るのを断られたそうで、2008年は急遽コースが変更になったそうだ。2008年の正しいコース図は参加者にも配布されていないとのことで、2008/5のランナーズ「まるごと一冊トレイルラン」や、ランネットにも間違った情報が載ってしまった。ランナーズ誌を参考にしてしまったので、私はずっと2007年までのコースが正しいのだと思い込んでいた。
家に帰ってきてから確認したら、「小仏→小仏峠→美女谷(底坂)→底坂峠→景信山→小仏峠→小仏城山→高尾山→日影キャンプ場」という記述が参加者のブログにあったので、地図を起こしてみた。
尚、今年もコース図は開示されていない。ホームページのどこを探してもトレイルラン自体の情報がみつからないのも不思議だ・・・
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↑その後、2008年のコース図の看板が写っている写真を見かけた。ラストの部分しか判らなかったが、どうも今回間違って走ったところが2008年のコースだったようだ。ということで、修正のコース図は上の通り。いずれにしても距離が少し短すぎるのが気になる。
縦断面図は少しペースアップした。</a>
(<a>~</a>の間は2009/10/5追記)
ということで、私は2008年ではなく、2007年までのコースを試走してしまった。以下、そのつもり参考程度にしてください。
【本日のあらまし】
京王線で高尾駅までいき、JRのホームを通って北口に出る。北口の奥の方の乗り場から、「小仏」行きバスに乗り、日影で降りる。距離は短いし、混んでい る時は増発が出るのであまり心配しなくて良い。
↑日影沢キャンプ場入り口。日影でバスを降り、しばらく歩くと集合&フィニッシュ地点の日影沢キャンプ場への分岐で、左に5分ほど歩くとキャンプ場に着く。
2007年はキャンプ場からスタート地点の小仏まで15分程歩いてからスタートしたとのこと。今回はキャンプ場には寄らず、最初から右の道を行く。
↑トゥリーハウス。高尾山天狗トレイルを主催する自然保護団体「虔十(けんじゅう)の会」のトゥリーハウス。Webで存在は知っていたが、何回も通ったことがあるのに気づかなかった。
↑木の隙間から少しだけ見える。
↑高尾山の自然を守る市民の会。トゥリーハウスはこの会の一角にある。
↑小下沢(こげさわ)林道入り口。この分岐を右に入ると、小下沢林道に続く。このあたりでスントのスイッチを押し、走り始めた。
↑小下沢の谷。奥に見えるのは「三本松山」だと思う。
↑小下沢林道。渓流に沿った緩やかな傾斜の砂利道で、ウォーミングアップにちょうどいい。
↑小下沢林道のゲート。今日は日本山岳会の会合があるらしくゲートが開いていた。
↑ザリクボ沢出会。左手ザリクボ沢を登ると景信山、まっすぐ林道を行くと開場峠、コースは右手の杉林を登り北高尾尾根を進む。
↑北高尾尾根へ登る道。整備された杉林を登っていく。
↑北高尾尾根稜線に出たところ、振り返って撮影。左上から登ってきた。この後は上に向かって戻るように稜線を走る。後で気づいたのだが、だいぶ遠回りしてしまったようだ。
↑北高尾尾根。本来はここで稜線に出るようだ。
↑北高尾尾根:黒ドッケ 右に行くと、温泉のある「夕やけ小やけふれあいの里」(←なかなか良い)
この尾根には、高ドッケ、黒ドッケという地名があるが、ドッケとは何だろう? ネットで見たら「『突起』がなまった」「古代朝鮮系の言葉」などという説があった。埼玉と東京の境、長沢背稜にも同様の地名があるらしい。
↑北高尾尾根。この尾根は標高は低いものの、アップアンドダウンが結構あり、写真のような急登も数箇所ある。サーフェース(後述)も要注意で、不注意にスピードを出さない方が無難。
↑北高尾尾根のサーフェース。頁岩だろうか、角が鋭く尖った岩や、そこから剥離した小石が多い。小石は浮石気味。滑りやすく、転倒すると怪我をしやすい。
↑北高尾尾根のサーフェース。尖った石とともに多いのが、粘土質の土と樹木の根の組み合わせ。雨の後などは要注意だ。
↑送電塔が見えれば、もうじき三本松山。
↑三本松山
↑開場峠。左の小下沢林道は砂利道のなだらかな下り。
↑開場峠~堂所山(どうところやま)。ここから堂所山までは、緩急の登りが続く。
↑ヒキガエル。堂所山近く、標高約700mの稜線に居た。走っていたら前方でガサッと飛び上がる音。最初は鶉かなにかと思った。撮影中も逃げる気配がない。
↑ヒキガエルが居た稜線。やや湿っぽいことは湿っぽいが・・・
↑堂所山からの下り。まるで棚田のように根が張った急斜面は足の置き所が難しい。堂所山からは奥多摩方面が良く見えるが、水分とエネルギー補給に忙しく、撮影を忘れてしまった。
↑堂所山~景信山の高速トレイル道。この道を走ると、トレイルランの楽しさが良く分かる。
↑景信山頂。いつも巻き道を走っていたので、頂上に出るのは実は初めて。
↑景信山からは関東平野が良く見える。手前に見えるのは走ってきた北高尾尾根。
↑景信山からトイレの脇を通り小仏バス停方面に降りる。
↑小仏と小下沢への分岐。右に行く。
↑小仏への下りは、結構急な上に、根張り凄かったり、滑りやすい粘土質の土などのため要注意。
↑小仏。舗装路を左に1kmほど行くとバス停。右に行くと2007年のチェックポイント。
↑小仏のトレイル入り口の駐車場がチェックポイント。2008年はここがスタート地点。
↑坂の途中にある水場。 トレイル入り口から数分登ったところにある。手と顔も洗い、さっぱりできた。
↑半分ほどで砂利道は終わり、この先からはシングルトラックの登山道になる。
↑小仏城山頂の茶屋 2007年以前も2008年も、レースの際は巻き道を使い、山頂には寄らないようだ。
↑小仏城山のなめこ汁(@250) レースには関係ないけれど・・・。汗だくの中、七味唐辛子を入れた熱々をハフハフ食べるのがウマ! 10分も休んでしまった。
それと、ここのカキ氷は高さが30cm位あって、とてもでかい。それで400円なので割安な印象がある。
↑小仏城山~高尾山 このあたりでは交通量が多すぎて、あまり挨拶を交わさなくなってしまう。雨が降らない限り、トレイルは走りやすい。
↑小仏城山~高尾山 下りの殆どは階段で良く整備されているので、後半足腰が疲れてきてもあまり不安はない。
↑高尾山から日影沢に下るトレイル。この道は詳細な地図にも載っておらず、間違って少し早めに降りてしまった。本来は4号路を少し登り降りしてから分岐を左に折れる。
↑日影沢 あと一息でゴール。その名の通り日影が多いため涼しく、道もフラットな砂利道のため、疲れた脚でも走りやすい。ただ砂利が角ばっているので、トレイル用シューズでないと辛いだろう。
↑日影沢 道に沿って流れる清流が気持ちよい。
↑フィニッシュ地点にある「森の図書館」。キャンプ場の管理棟も兼ねている模様。
今回は水場で軽く手顔を洗っただけで通過。
↑ユニバーサルデザインの木道 日影のバス停近くにある。
↑日影バス停 土日の時間はかくの通り。帰りは概ね30分に一本といったところ。
本日の試走はここで終了。バスが来るまで5分しかなく、着替える場所も無いので、
汗まみれのウェアは、高尾の駅のトイレを借りて着替えることにする。
↑圏央道の工事現場 蛇滝口付近でバスの車窓から。
「虔十(けんじゅう)の会」の反対運動むなしく、着々と工事が進んでいる。
高尾山の横腹を削りトンネルを掘っている。巨大な機材や足場が実に禍々しい。
【本日の走行データ】
- 走行距離 18.5km
- 走行時間(グロス) 5時間10分
- 走行時間(ネット) 4時間26分
- 平均ラップ 14'20/km
- 平均速度 4.2km/h
- 最大心拍 178
- 平均心拍 142
- 運動強度 4.5(MAX5.0)
- 消費カロリー 3,004Kcal(スント計測)
【本日の補給食、サプリ】
- 大豆&フルーツスティック 5本中1本消費 80Kcal
- 自家製スポーツジェル 100cc 234Kcal
- アミノバイタル 220×2袋
- ハイドレーション(「ノンブランドスポーツドリンク 1500cc分+クエン酸」を凍らせたもの) 2,000cc(消費1,900cc)
- 水を凍らせたもの 500cc(消費100cc)
【本日のウェア、ギア】
- バックパック: ドイター・スピードライト 15L
- シューズ: モントレイル・ハードロック 08モデル
- シャツ: ファイントラック・ラミースピン Tシャツ
- アンダーシャツ: ファイントラック・スキンメッシュ Tシャツ
- パンツ: パタゴニア・ウルトラショーツ
- 靴下: X-SOCKS ラン・パフォーマンス
- 手袋: パールイズミ・メッシュ・指切
- 帽子: アウトドアリサーチ・スウィフトキャップ
- サポートウェア: スキンズ・ハーフタイツ ホワイト・カモ
- ハイドレーション:ブラティパス・水筒タイプ 2L
- 計測用具: スントt3c(ハートレートモニター、フットポッド)
- メディカルセット、エマージェンシーセット、換え下着(パタゴニア・キャプリーン2長袖 ジップフロント)、ウィンドブレーカー(モンベル・ULウィンド・ジャケット)などをパッキング
【本日の費用】
- 交通費 往:JR 210+京王線 350=560円、復:JR 890、
- バス@220×2 小計1,890円
- 食費 朝:お握り@110×2、昼:Macバーガー+Sシェイク @100×2、小仏城山のなめこ汁 250 小計670円
- 合計 2,560円
詳しい説明ありがとうございます。
昨日私も歩いてみたのですが、すっかり間違えた道を歩いていました。こちらのHPを参考にまた、走って(というより歩いて)みたいと思います。
投稿情報: おさだ | 2009年9 月21日 (月) 17:50
おさださん、ご訪問、コメントありがとうございます。
私の試走したルートは間違っており、掲載した08年のルート図、高低図も推測ですので、その点よろしくお願いします。
今年のルートはどうなるのでしょうね。
投稿情報: まんも | 2009年9 月21日 (月) 22:33
日本山岳会「高尾の森づくりの会」の植樹祭(23年4月10日)開催の紹介記事を見て、一言御礼方々お願い申し上げます。私はこよなく高尾山を愛し年数回登山しています、いつもきれいに管理されて気持ちよく下山してきます。本日23年4月22日の毎日新聞朝刊多摩版に「高尾の森に1300本植林」に記事を見て感謝をしておりますが、お願いが有ります、私の住所は東京都多摩市です、毎年「杉の花粉とヒノキの花粉」が多く飛散して困っています、今年は非常に多く鼻水、目がかゆい、洗濯物は表に出せず室内でエアコンを7~8時間かけるかドライ乾燥機店で乾かしいます、洗濯物を表で陽に当てたら、その後目が痒いなど大変です、次の植樹祭は杉とヒノキは除いてください。以上お願いします。
投稿情報: 金森 健治 | 2011年4 月23日 (土) 16:30
金森さん コメントありがとうございます。
本当に高尾山はメインコースも外周もm、ゴミは少ないし荒んだところがなく、関係各位のご努力に頭が下がりますね。
花粉症とのこと、今年は特に多いようでたいへんですね。
何回か山岳会のことに触れていたため誤解されているようですが、私は一介のトレイルランナーで、山岳会員でもありませんし、植樹祭とも関係していません。樹種を選ぶ立場ではありませんのでご理解ください。
投稿情報: まんも | 2011年4 月23日 (土) 21:16