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8/22にマルトデキストリンを入手して初めて試した頃は、味のバランスが悪く実用に耐えなかったが、その後レシピや容器を何回か変えてみたところ、相当イイ感じになってきたので、人にもお勧めしたくなってきた。今日は入手方、作り方などを総さらいして公開しようと思う。
【材料入手】
・マルトデキストリン
主成分のマルトデキストリンはアマゾンで入手。2kg袋が、2,000円前後+送料で入手できる。
1回150gあたり、120g使用として、145円程度
この記事の一番下に、購入先のリンクがあります。
・クエン酸
500g入容器の粉末が大きめの薬局で購入できる。だいたい1,000円くらい。同じ成分の洗剤用は500円くらいで入手できるが、口に入れるものなのでなんとなく医薬品の方を使う。
スポーツドリンクに入れたりできるので、買っておいて損はないと思う。
1回150gあたり、0.25g使用として、25銭程度
・アスコルビン酸(=ビタミンC)
こちらも大きめの薬局で入手できる。100g、1500~2000円前後。
何のために使っているのか今イチ判らないが、自家製カーボショッ○を飲むときは日焼けもすることが多いので、気分次第で入れている。もっと少ない量でいいので、余った分は日常的なサプリメントとして使ってください。
1回150gあたり、0.2g使用として、4円程度
・粗塩
発汗による電解質消耗で起こる、めまい、立ちくらみなどの神経系の障害、つり防止のために、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、カルシウムなどを含む粗塩を使う。料理用に常備されている方が多いと思う。1kgで100~500円。
ただし、消耗した分をこれで全量補給しようとするとまずくて飲めなくなるので、気休め程度。
ソルトタブレットや塩飴と併用する必要がある。
1回150gあたり、0.25g使用として、10銭未満
・ジャム
風味付け、香りづけとして使っている。
私の場合はあまり砂糖を加えていない、妻の手作りプルーンジャムやアンズジャム。安いときにまとめて作るので1kgが500円程度。
ジャムに加えられている砂糖=ショ糖は、血糖値とインスリンの急上昇・急降下につながるため、なるべく控えたほうがいいようだ。
ちなみに果物本来の甘さである果糖は、単糖類のため吸収が早く血糖値も素早く上げますが、インスリンを必要としないために、その後のインスリン急降下につながらないらしい。ゆっくりと血糖値を上げるマルトデキストリンと組み合わせるにはいいと思う。
1回150gあたり、25g使用として、13円程度
ということで、使用分量をもとにした単純計算だと、1回150gあたり165円で作れることになる。カーボショッ○だと、3.5袋分、約875円なので、700円以上お徳ということになる。
【容器】
一般的に、補給用ジェルは「フラスク」と呼ばれる、片手で操作できる小型のチューブ容器を使う(↑写真右) 使い勝手はイマイチで、ジェルが濃すぎると出が悪いし、薄いともれやすい。飲み口の周りはどうしてもべとべとする。バックパックのショルダーストラップや、ウエストポーチなどに、逆さまに付けてして携行するが私には怖くてできない。
最近出たハイドラパックのソフトフラスクは具合が良さそうだが、@1800と高いため、いくつも買い揃えるわけには行かない。
そこで、コフラン(COGHLAN'S)のスクィーズ・チューブ(写真上)を試してみた。
コフランは、バックパッカーやエマージェンシーギア好きには有名なカナダのメーカーで、安くて便利なものを沢山出している。携帯のはさみ、防水マッチボックス、ワイヤーのこぎり、トイレットトロウェル、etc.
スクィーズ・チューブは、マーガリンやジャム、マヨネーズなどをバックパックに持っていくときに使うもので、ご覧のとおり、開いた後ろから詰めてか ら折り返し、二重になったプラスチック・ピンを挿して止めるというもの。私はバックパックの時はスキムミルクを、最近はプロテインの粉を入れるのに使って いた。
トレイルランのレースで使ってみたところ、これがなかなか重宝。マヨネーズを入れるくらいだから、漏れる心配はない。普通のスクリューキャップなので、片手で操作という訳には行かないが、漏れる不安のある既成のフラスクよりもずっと使いやすかった。
【材料準備】2回分=2チューブ
・マルトデキストリン(約240g)
・クエン酸(0.4~0.5g程度)
・アスコルビン酸(=ビタミンC、0.3~0.4g程度)
・粗塩(0.4g程度)
・プルーンジャム(大匙1~2)
・水
【用具準備】
・ボウル
・ステンレスの水切りざる
・スプーン
・容器(コフラン・スクィーズチューブ、フラスク、ソフト・フラスクなど)
【計量?】
最初はマルトデキストリンを150g入れたのだけれど、水と混ぜたら少なかったので50g程足し、
その後水が多すぎゆるくなってしまったのでさらに20g程追加。
追加分は目分量なので、正確には何グラムだったか良くわからない(笑)
クエン酸、アスコルビン酸、粗塩に関しては、1gの計量スプーンを使い、1/3~1/2の範囲で容器から取り出しておく。
【水を加え、攪拌】
ボウルに粉末類を入れ軽く混ぜたところに水を適量加え、よくかき混ぜます。白い粉のダマができますので、スプーンの腹でつぶすように混ぜる。
お菓子料理用の小さな攪拌スティックでも良い。
濃度はスプーンから、ゆっくりダラッと垂れる程度。
【ジャム追加】
ジャムを追加し、さらに良く混ぜる。
【裏ごし】
マルトデキストリンの白いダマ、ジャムの果皮を取り除くために、ステンレスの網を使って裏ごし。
べたべたするので、液をあちこちつけないように要注意。
【容器詰め】
スクイーズ・チューブの場合、後ろから容器に詰め、折り返してピンを差込み、止める。
あとは冷凍庫で使用する日まで冷凍しておく。
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