今年の家族キャンプは、富士五湖の西湖にある「キャンプリゾート WAN」というところ。
例年、勝浦を中心とした夏休みの海キャンプと、信州や甲州を中心とした秋の山キャンプ、年に2~3回行っているのだが、今年は長女が高校受験なので1回だけにした。
手馴れているとはいえ、テントの設営や撤収は結構面倒で、特に雨が降ったりすると後で乾燥させるなどの手間が億劫。回数が減った分多少ゆとりが出るので、今回はコテージを利用することにした。今年から犬が増えたので、ペット同伴可能なコテージを探したが、なかなか見つからない。
たまにあっても値段が高いとか、空きがないとかでNG。偶然見つけたのがこちらのWAN。犬の鳴き声の「ワン」というだけあって、愛犬家向けのキャンプ場のようだ。小規模のようだが、予約状況を見ると結構空きがある。HPの情報やネットでの書き込みも少なく、「不人気なのでは?」という不安がよぎるが、他に予約がとれないこともあり、8/28(水)~8/31(土)と、こちらに3泊することにした。
8/28(水) ハナマサで豚肩ロース(1.2kg)を2塊、牛もも肉(1.2kg)1塊、焼肉用の牛肉や豚肉など食材を買い込み、都内を10時頃に出る。都心は多少込んだが、中央高速は順調で12時には河口湖ICに到着。
富士五湖周辺の道の駅は食材が少ないので、河口湖ICを降りてすぐの「ショッピングセンターベル」で、10食分の野菜や食材を調達した。「グルメシティ」の方は割りと高めのスーパーだったが、「青果 食菜館」が安くて良かった。
都内で売り切れていた「岩手の切り炭」も発見。都内では6kg/2000円弱のところ、2kg/750円とやや割高だった。「岩手の切り炭」は、大きさが揃った楢の炭で、マレーシア産や中国産のバーベキュー用の炭に比べ、着火も火持ちも全然違う。2袋(4kg)手に入れた。
途中買い物をしたにもかかわらず、1時少し前にはキャンプ場に到着。キャンプ場はやや小ぶりだが、赤松の林のフリーサイトが気持ちよい。
すぐ脇に4階建てのホテルがあったり、そのホテルの体育館が近くにある。高校や大学などの合宿などに利用されているようだ。この日はチアリーディングの掛け声や、楽器の音などでだいぶ賑やかだった。
2棟あるコテージは、8畳のフローリングの部屋に、4畳程のテラスがついていて、なかなか快適。テラスにはテーブルと椅子が4脚揃っている。
空いた日はフリーサイトにテーブルを出したりしてもOK。
室内には石油ストーブも着いている。ベットが2つあるが、固い板のままでマットがなく、布団もついていないので、寝袋とマット類は必要。レンタルもあるようだが、マットは銀マットで薄いので、持参したほうが無難。
水道はすべて温水が付き、人間用シャワーも犬用シャワーも無料。石鹸・シャンプー・リンスも付いている。24時間使用可能な洗濯機(洗剤付き)、乾燥機、電子レンジも無料だ。トイレは特にきれいという訳ではないが、女性トイレには洋式もある。
小刻みにお金が要るキャンプ場は多いが、こちらは商売っ気よりも、犬好きのお客さんに心置きなく使ってもらうことを主眼にしている模様で、とても好感が持てた。
少し離れたところには、300~400坪ほどのドッグラン。
初日の客は我々一家族のみ。このキャンプ場を引き継いで7年になる管理人さん(オーナー)が、親切に場内や諸設備の説明をしてくれた。
天気がイマイチ冴えないこともあり、この日は早めに炭を興し、牛と豚の焼肉で夕食を済ます。