前日の伴走で疲れ気味、寝不足気味だったがホリデー快速に乗れる時間に起きたので、コースは未定のまま奥多摩方面に向かう。
車中で行程を決め、カミさんに通知。ツイッターやジョグノートで連絡があったベーグルさんとリバーサイド翁さんにも連絡。
登り練習メインなので川苔・大岳シャトル、累積2000m以上も考えたが、街場に降りると再度登る根性がないのは良く判っているので、あっさりボツ。
結局そこそこ登れ、そこそこ距離もあるハセツネのラスト1/3に決定。累積標高差は1500弱、距離は25~30kmくらいだろうか。
取り付きとラストはアレンジして、奥多摩駅→鋸尾根→鋸山→大岳山→御岳山→日の出山→金比羅尾根→瀬音の湯というコースにした。
↓奥多摩駅: 登山者でいっぱい
奥多摩駅着が9:15頃、支度を整え9:25に駅前を出発。
奥多摩駅から2~300m、愛宕神社から鋸尾根にはいる。途中鎖や階段もあるがさほどキツくはない。と言ってもコースタイムの70%程度のゆっくりペースなんで当然かな。
↓愛宕神社への階段
↓愛宕神社の五重塔
↓鋸尾根は、一部に鉄の階段と鎖場のある急な岩場がある。
↓それを過ぎると、さほど急ではなく、一部に走りやすいトレイルもある。
↓鋸山を過ぎて少し下るとハセツネコースに合流する。このあたりまで1時間50分ほど経過。
【失敗1】
今日は暑くなりそうなのでハイドレを凍らせて来たのだが、これが大誤算。キャメルバックの生地が厚いせいか、全く溶けないのだ。予備の水も飲み干してしまい、結局御岳山までの10km弱は渇き気味で走ることになった。
↓ハセツネコースは、岩がちな大岳山周辺以外はあまり上り下りがなく走りやすい。
↓本日の最高峰大岳山(1266.5m) ここまでの標高差約925m。大勢のハイカーで溢れているがトレイルランナーは見当たらない。この時点で12:10、約2:40程経過。コースタイムが4時間なので、約2/3と遅れ気味。
↓かなり蒸したので晴天かと思ったが天気は意外なことに曇りだった。写真には写っていないが右手に三頭山が見える。すぐ下にある山小屋で水でも売っていないかと思ったが、「本日休館日」の札がかかり買いそびれる。一体いつ営業しているんだろう?
↓一部を巻いて、奥の院経由で御岳神社に着く。神社裏手の大杉。13:09で約3:40程経過。やはり遅れ気味。
↓御岳山の茶屋、鳥居を中から逆にくぐって右手に折れると、宿坊というか茶味の通り。短いが写真に撮ると長~く見える。ハセツネの写真で良く出てくるところ。
↓一番奥の左手で一休み。とろろそばが来るまでの間に、お茶を3杯、水も3杯、ハイドレに500cc、ペットボトルにも500cc補充。
水バラになりつつ日の出山に向かう。途中本日唯一のトレイルランナーに遭遇。6人程の男女混成チームだった。
御岳山の茶店で風呂の話が耳に入ったせいか、早く風呂に入りたくなったので日の出山は巻いて、金比羅尾根をヨタヨタと下っていく。
↓日の出山手前の杉林。どうも間伐不足で発生した風倒木のようだ。
↓金毘羅尾根は、概ね下り傾向の気持ちのいい坂。ところどころに伐採風景が出現。
【失敗2】
金毘羅尾根を半分くらい行った伐採斜面で転倒。陽当たりが良くなったため繁茂した草を避けながら走っていたら、バランスを崩してつまずいて、谷側にダイブ!
倒れ込んだところにあった切り株に胸(心臓部)を強打し、もんどり打って坂を転がった。あまりの衝撃に暫く悶絶。マジでアウトかと思った。
幸い怪我は足の小指と胸部の打撲、シャツの上からの擦過傷だけで済んだが、傷の範囲は広く15×25cm位。神流Tシャツが草木染めしたかのように汚れてしまった…涙
物凄くシミて、ジタバタするくらい痛い消毒をして、以降は歩きに切り替え、予定をだいぶ過ぎたが16:20頃に瀬音の湯に到着した。
風呂上がりに、風呂場で売っているタオルを保護ガーゼ代わり、ホワイトテープを絆創膏にして胸の傷を処置。
瀬音の湯経由のバスは時間が合わず、十里木まで歩いて18:00のバスで武蔵五日市に向かい、鈍行→快速と乗り継いで、20:00過ぎに帰宅。
金毘羅尾根に入ってから、登山者は対向が2名、MTBの追い越しが5名だけだった。特に転倒してからは、1時間後にMTBが3台通過しただけで、打ち所が悪ければ遭難事故にもなりかねず大反省。
【本日の走行データ】
- 走行距離: 約27km(GPS は途中で押し間違い)
- 走行開始: 9:23
- 走行終了: 16:20
- 走行時間: 約6:00(GPS は途中で押し間違い)
【本日の補給食、サプリ】
《朝食、走行前》
- 飲むヨーグルト
- お結び(牛焼肉、梅干)
- 菓子パン1つ
- ソルティー・ライチ(300cc)
《走行中》
- 自家製エナジージェル(マヌカハニー入り):ソフトフラスク1本=約350Kcal
- カーボショッツ(ワイルドビーン)117Kcal
- アミノバイタルジェル 1パック
- 塩タブレット 2
- 塩飴 1
- ハイドレーション:SAVAS 1000cc分を1200cc希釈し氷結 (余250cc)
- 予備ドリンク(ソルティーライチ200cc+水250cc)
《茶店》
- 水: 200cc飲用、1000cc補給
- 緑茶: 300cc飲用
- とろろそば(冷)
以上摂取水分 3,000cc
《走行後》
- はっさくジュース 300cc
【本日のウェア、ギア】
- シューズ: ラ・スポルティーバ クロスライト
- シャツ: 神流参加賞T
- パンツ: パタゴニア・ウルトラ・ショーツ
- 靴下: スーパーフィート
- 帽子: モントレイルキャップ
- サポートウェア: スキンズ・ハーフタイツ・ホワイトカモ
- 手袋: モンベル・フィンガーレス サイクル用手袋
- ザック: ラフマ 5L
- ハイドレーション: キャメルバック・オメガリザーバー1.5L
- 計測用具: ガーミン・フォーランナー310
【携行品】
- エマージェンシーギア(ブランケット、ヘッドライト、マッチ、細引き、ナイフ、携帯食、ビニール他)
- 応急手当用品(ホワイトテープ、救急絆創膏)
- ウィンドジャケット: パタゴニア・ナイントレイル・ジャケット
- ウィックドライ・タオル(中・小) ファイントラック・ナノ・タオル
- 予備ゼリー類、塩タブレット
- 着替え: パタゴニアキャプリーン2ジップフロント、モンベルULショーツ、下着ショーツ、替靴下
【発生トラブル】
- 左足小指打撲(転倒時か?)
- 胸部打撲(転倒時)
- 胸部擦過傷(転倒時)
- 水分不足
傷跡が痛々しい・・・(汗)
大けがしなかったのが不幸中の幸いですね!
私も単独トレランの際、「ここで大けがしたら洒落にならない・・・」と思いつつ今のところは無傷ですけど、もうそろそろやってしまいそうです。
昨年はたくさん月謝(ケガ)払いましたけどね(笑)
投稿情報: にしやん | 2011年7 月22日 (金) 11:52
これはこれは、お恥ずかしい裸を失礼しました。
草がせり出しているくらいで、根張りや浮石もなく道も平らだし転ぶようなところではなかったのですが、ちょっとでも集中が切れるとトレイルランは危ないですね。
久しぶりの転倒だったので大分痛かったス。やはり月謝はこまめに納めた方がいいのかも? ^^ゞ
投稿情報: まんも | 2011年7 月22日 (金) 12:49