日曜日なので、山走りか、ロングランしたかったけど、再来週9/16に迫った5年に一度の大祭の準備を優先。
最近とみに増えたマンション住人に神輿を担いでもらいたくて、そして数十年来の念願である「わっしょい」の掛け声に揃えたくて、勝手にチラシを作っちゃいました。（町会の神輿部なので部会で承認をもらったけど）
【祭りはわっしょい！】
わっしょいで揃えられれば、亀四では50年ぶりということ。
私が中学～高校生の時に、隣の亀三町会の大人神輿を担ぎ始めた頃、すでにわっしょいは廃れ始めて、バラバラになっていた。その頃、町会長だった山本さんが馬（神輿を乗せる台）に乗って「牛嶋の神輿はわっしょいです」と必死に訴えていた光景が忘れられない。
町内の人が神輿から離れ、一部の祭り好きや睦（同好会）だけで担ぐようになった時期とわっしょいが廃れたのはほぼ同じタイミングだ。
「ソレ、ソレ」、「ソイヤ、ソイヤ」とか、ぴょんぴょん跳ねるようにハイテンポ、アップビートで担ぐのは、2尺8寸を超える大きな神輿のときは難しいし、決して気持ちがいいものではない。
「わっ、しょい！」と「わっ」で力を貯め、「しょい！」で担ぎ上げる。この2拍子で前後左右が同じリズムで担げたときは、何とも言えない陶酔感が体験できる。
私がこの亀四町会に引っ越してから機会ある毎に「わっしょい」を訴え、掛け声を掛けてきたが、数年前からポチポチ支持者が増えて、8年目、2度目の大祭にあたるこの夏に一気に盛り上がってきた。
【きっかけは深川（神明宮と八幡宮）、亀戸天神】
いつも亀四のお神輿を担いでくださる芭蕉睦さんに誘われて、町内睦の亀友会の面々が、深川神明宮（常盤二丁目）のお神輿を担がせてもらったことが一番のきっかけになった。
水掛けの気持ちよさも大きかったけれど、「わっしょい」で声とリズムを合わせて担ぐことの気持ちよさを皆で味わえたのがわっしょい再興の力になっっている。
同じ神明宮でもわっしょいでない町会もあり、隣同士で担いだときに、カッコよさが断然違った。
それとは別に、亀友会副会長のFさんが富岡八幡宮の神輿を担いだのもきっかけの一つだろう。
さらに、先日の亀戸天神でも、同じ宮神輿を2つの町会で担がせてもらったのも参考になった。方や芭蕉睦さんと我々が居たせいもあるがわっしょいで、方やバラバラで好き勝手な掛け声。当然前者は気持ちよく、担ぎやすく、後者は担ぎにくいし楽しくない。
同じく50基を超えるライバルである富岡八幡宮や、すぐお隣の深川神明宮、亀戸天神の祭りが再興のきっかけになったのは悔しいけれど、まぁそこは仲睦まじく、いいところは謙虚に取り入れさせていただくのがいいだろう。
【わっしょい慎重論】
現場で盛り上がったわっしょい再興論だが、睦の役員、町会神輿部の役員、柝頭などに、「今年はわっしょいで」というと皆さん一様に、「まだ難しい、5年後の大祭で」という。
長年力を貸してくれた、同好会（睦会）に遠慮して揃えられなかったことが、その背景にあるのだろう。
また、町内の人が担ぎ手の多くを占めなければ、自然と声が小さくなり、各々の同好会の方の好みになっていってしまう。
わっしょい再興と、町内での盛り上がりは表裏一体の関係なのだ。
そして、わっしょいでの気持ちよさ、負担感と貢献感、つまり一体感を醸成できるか否かが、住民のリピート率にも影響してくる。
はじめは慎重に構えていた幹部の皆さん方も、一人一人「行けますよ！ 私たちが頑張りますよ」と励ますと「そうかな、いけるかな･･」と嬉しい転向。
後は、神輿を担ぐ前と宮入の直前に、柝頭が挨拶をしてくれれば、いけるのではないか･･
【ということでチラシ作成・配布】
昼間職場で仕事しつつチラシを作り、帰宅後に約1200戸にポスティング。
4時間位かかり深夜に及んでしまったが、用意した1000部を撒き終えたので一旦終了。残りは月曜の晩撒くのだ！
ところが･･･今朝ウチのマンションのゴミ箱を見ると･･･早速、数枚捨ててあった。(T_T)
興味ない人にはただのの営業チラシと一緒だもんね･･･
でも、少しづつじわじわ広がって行くのがいいので、1人でも増えてくれれば成功、ヒット率1%で10人来てくれれば大成功。何人来てくれるかな･･･ワクワク v(^^)v 検証できないけど。
【スケジュール】
- 6:00 役員集合
- 6:30 担ぎ手集合
町会揃いの白半纏着用。鉢巻、帯、鯉口、股引は指定なし
軽食給与 - 7:00 出発 第1組集合場所まで移動
- 8:00 第1組 出発
- ○時 牛嶋神社宮入
- ○時 バスで町内帰着 軽食給与
- 13:30 町内渡御
- 16:00 終了
※すみません。一部うろ覚えです。
牛嶋神社宮入風景（10年前の大祭時）
町内渡御風景（数年前、例祭時）
わしは何を指差しているのか･･･
※写真は全て飯沼喜久夫氏撮影
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