悩み多き者よ 時代は変わっている♪
なんて歌がありましたね...斉藤哲夫
リリースは1970年春ですから、もう45年。
あの時の悩みはどうなったのでしょうか?
制作に関わった「はちみつぱい 15 Years After」1988.6.9の再結成ライブで出会って以来、この歌が好きでたまに口ずさむワシですが、実はあんまり悩みません。
人並みには悩むんでしょうが、意識して悩まないことにしていたら、たいして悩まなくなりました。今は結構おめでたい人間です。
なぜ悩まないかっていうと、悩むようなことはと云うのは、実は大したことではないことで、仮に大したことであっても、悩んでみたところで何も解決はしないことに気付いたからです。
大切なことは、否、大切なことこそ一瞬で決まるものなのです。
生きるか死ぬかという大事の前には悩んでなんかいられないから。
もちろん、命に関わることで悩むような状況もありますよ。
どっちに行って断崖絶壁。後ろからは命を狙う強い敵が迫ってくる。
あるいは眼の前に銃を突きつけられ、子供ののど元にはナイフ...なんてことも。
でも、そこで悩んでも何も解決しませんよね。
古武道で云うところの「居付き」に近いのかな
動かないことも含め、都度都度何かを決めて動く、あるいは動きの中で次々と決めていくことでしか解決しません。
ではなぜ悩むかって?
それは、結論を先延ばしにするためには、悩むということが必要だからです。
敢えて結論をださないようにするためには...と云ってもいいかもしれません。
その場で結論を出すと傷つく人がいるということもあるでしょう。
悩む人たちは、たいていは優しい人たちなんだけど、どのみち傷つけるんだから「悩んだ上で傷付ける方がマシ」と云うことでもないんだよね...
ワシの好きな人たちは、皆、悩んでます。
ワシが、悩み多き人を好きになるのかな...
そんな人たちと腹を割って話しているうちに、悩みに拘泥せずに動き出していく、悩みが溶けていく...
そんな存在になりたいんだけれど、悩み多き者はひとに相談することさえ悩むんだよね
あぁ、悩ましい(笑)
コメント
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