生憎の雨で、トレイルランもジョグもお休み。犬の医者や買い物に行ったり、9/26(日)の「多摩川源流トレイルラン」の準備をしたり・・・。まだまだ雨は続きそうで、日曜日のレースの路面コンディションはかなり悪くなりそうだ。
このところ晴れが続いていたのでシューズはモントレイル「マウンテン・マゾヒスト」を予定していたのだが、この靴は雨やぬかるみに弱いのが玉にキズだ。
レースまで幾日も無いが、思い切って、かねて目をつけていた、軽くてぬかるみに強いシューズを買うことにし、神田神保町のさかいやスポーツに行った。
その靴は、ラ・スポルティーバの「クロスライト」。昨年のハセツネの3冠(男子、女子、チーム)シューズだ。イタリアのメーカーのせいか幅が少しせまく、窮屈なのが気になるが、つま先にはゆとりがあるので大きな問題はないだろう。むしろコンパクトで取回しが容易なこの靴には、タイト目の方が向いているかもしれない。
軽さと、ぬかるみにも強そうなU字型の突起という、クロスライトの独特のソールパターンは以前から気になっていたが、上級者・スピードランナー向けの靴なので、自分には関係ないと思い込んでいた。
今年になって、薄くて軽いビブラム五本指を履くようになってからは、上級者用でもトレイルシューズであれば十分サポートがあるように感じ、急に選択肢に入るようになってきた。
実測重量はサイズ42(27cm相当)で304gと相当軽めで、ヒールの幅が狭く、出っ張りも少ないため非常にコンパクト。にも関わらず、同じ位の重さのマウンテン マゾヒストより、ソールがしっかりしていて、前後の曲がり、ねじれともに固め。
また、靴紐がカバーされているのもユニーク。靴紐自体は普通の靴と同じように、3/4くらいあるのだが、網状の布でカバーされており、草や木の根などが靴紐に引っ掛からないようになている。尚、靴紐の下の方は手が入らないので、調整は殆どできない。
上部や左右の脇部のプロテクションは殆ど施されていないが、つま先中央部のゴムは固めで見た印象よりも安心感がある。
以前レポートした「「アシックス ゲル・トレイル アタック6」 手に取った印象」と同様にインプレッションを書いてみる。
【ラ・スポルティーバ 「クロスライト」】
- A(前後の撓み) 4.0
- B(撓み位置) 4.5
- C(突き上げ対策) 4.0
- D(左右の捩れ) 4.0
- E(プロテクション) 3.0
- F(重量) 2.0
- G(スリップ対策) 4.0
平均 3.64 トータル25.5
- H(踵ホールド) 3.0
軽いために平均点数、トータル点数を下げているが、にも関わらず、3.64平均と相当高め=サポートがしっかりしていると思う。Fの重量だけを外してみると、モントレイルの「マウンテン・マゾヒスト」なみの重量で、サロモンの「XA Pro 3D ULTRA」並の硬さがあることがわかる、稀有な靴と言えるだろう。
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