武甲山トレイルランに申し込みそびれてしまったこともあり、ポカっと空いてしまったこの土日(と来週の土曜)、「赤十字救急法救急員養成講習」というのに参加してきた。
トレイルランのレースなどで最後尾を走ることが多いせいか、捻挫、擦過傷などの怪我人や、痙攣、熱中症などの急病人に遭遇する機会が多い私。意識不明で重篤な場合も何度かある。
そういう訳で、エマージェンシーセットと、ホワイトテープなどの携行は欠かせないのだが、最近のレースではエネルギージェルや塩タブレットなども十分用意するようにし、移動式私設エイドステーション=「まんもエイド」を名乗ることにしている。
救急救命やスポーツファーストエイドの勉強もし始めているのだけれど、素人がやっていいこと悪いこともあるので、素人ができる範囲のことを出来るだけ正しく行おうと、消防なり日赤なりの救急法講習を受けるべきと思った訳。
日赤の方は大震災の影響でしばらく開催されていなかったのだけれど、再会されて初めての講習を受けることができた。
「赤十字救急法救急員養成講習」というもので全3日間、そのうち初日は「赤十字救急法基礎講習」を兼ねており、修了検定をに合格すると「赤十字救急法救急員」という技術認定を受けられるそうだ。
消防で言えば、「赤十字救急法基礎講習」が「普通I」、「救急員養成講習」は「上級講習」に相当するということ。公的資格という面ではどうなのだろうか・・・消防の講習を受ける必要があるかもしれない。
教材費3000円だが、ポーチやら三角布、人工呼吸用マスク(マウスピース)などもついているので得した感じ。^^
熱中症、低体温症、山岳地での搬送などを掘り下げている訳ではないので、必ずしも今日のトレイルランや登山にとっては十分ではないし、専門の資格という訳でもないので大会運営に貢献できる訳でもないけれど、ボーイスカウトの指導員講習以来、約35年ぶりに基礎からアップデートできたことは少しだけ自信につながる気がしている。
来週(最終日)、筆記と実技のテストがあるので、まずはそれに合格しなければならないけれど、身体に覚えこませないとすぐ忘れてしまうので、実際の役に立つためには、座学と実技の繰り返しの復習が欠かせないと思う。
赤十字では水上安全法、雪上安全法などのの講習を受けてみたいが、どちらも東京支部での実施はないので、しばらく先になってしまうんだろうなぁ・・・