この数ヶ月、割と忙しく練習不足ながら、先週の仙人ヶ岳に続き、連チャンでトレイルランレース。前日支度に取り掛かったのが12時近く、風呂に入ったりして就寝が深夜2時近く、3時間半程しか眠れなかった。
今回は30kmが早々に定員締め切りになり、エントリーできたのは15km。距離も距離だし、特別険しくもテクニカルでもないし、負荷もないため、寝不足ではあるがリラックスした気分で出かけた。
御茶ノ水から6:34発高尾行の快速に乗り、立川駅で青梅行き各停に乗換え。青梅には7:50に到着。
電車はすべて座っていくことができたので、うつらうつらしてしまった。
青梅駅で降りる人の殆どは大会の参加者のようで、会場に向かって人の流れが出来ていたため、迷わずに行ける。
会場までは徒歩15分ほどの距離だが、ところどころで早くも渋滞(笑)
集合場所の「風の子太陽の子広場」は稜線を超えた向こう側。早くも大勢の参加者が集まっている。
受付で誓約書を出し、ゼッケンを受け取る。
その後でゼッケンを見せて参加賞の「コンプレッション・カーフ・ソックス」を受け取る。早速履いている参加者も多かった。上下にはあまり伸びず、ずり下がり対策が必要かも。
ゼッケンの裏に計測チップがホチキス留めしてある。
ラフマ、ルイガノ、サトウスポーツなどのブース。ラフマなどは結構な割引価格でトレランシャツを売っていた。時間があるので一通り見て歩く。
開会式で市長、自民党の衆議院議員などの挨拶が終わると、9:10から20分ほどエアロビタイム。
寒い中で、いいウォーミング・アップになった。だいぶ息が上がったが、10:40の15kmの出走まで1時間以上あり、せっかく暖まったまた身体が冷えてしまう。
もう1回やってくれるとありがたいのだが・・・
場内を歩いたり、ストレッチしたりしつつ、時間をつぶす。10:00に30km組がスタートしたのを期に、スタート地点に移動する。
スタート地点までは距離も5~600m程あり、上りもあり、いい準備運動になる。
このレースはウェアをばっちり決めている人が多いようだ。やっぱり東京の大会は違うなぁ・・(笑) ウェアが決まっているせいか、皆さんとても速そうに見える。
スタート地点ははるか先だが、タイムを考えると欲張っても真ん中くらいがいいところ。後ろは良く見えなかったが、写真の場所はおそらく真ん中くらいだと思う。
いよいよスタート。空襲警報のようなサイレンが何回も鳴り、気持ちが昂ぶる。
序盤約3kmは緩やかな登り傾斜で、公園の中の遊歩道というか石の多い林道のような道。
その後、15km/30km分岐まではアップアンドダウンの多い林間のシングルトラックになる。
分岐後は長い下り、谷底の中間地点栗平地区を過ぎると、長く緩やかな登りの舗装路になる。合流後は往路のコースを逆送する。
約3.5km程のところ、シングルトラックに入るとすぐに渋滞。この後渋滞は折り返し地点までしばしば発生。
タイム的には5分~10分のロスになっていると思うが、私としては一休みが出来るのに順位が落ちないので福音でもある。
この辺りでスントのフットポッドの数字が動かなくなった。電池切れかもしれない。
スタートから5km、40分経過した地点の渋滞中に、15kmのトップのランナーが戻ってきてすれ違った。一同驚きと賞賛の歓声。ざっと計算するとトップは1時間、私たちは2時間というペースになる。序盤のペースが続くとも思えないので、自分のフィニッシュは2時間30くらいかと見当を付ける。
約5km地点の三方山近く。蟻の戸渡りのように長い列が続く。
中間地点の栗平地区、登りに差し掛かった辺りになる素敵な佇まいのお宅。大きな声で応援してくれた。
写真を撮りそこなったが、下りの終盤にあるお宅では、ご自宅で取れた夏みかん?を切り分けて、私設エイドとして下さった。酸っぱくてさっぱりとし、とても美味しかった。
栗平地区は平家の落人伝説があるそうだが、それも然りと思わせる、なんとも雅びな雰囲気がある。
約10km地点にあるエイドステーション。写真には写っていないが右のほうに仮設トイレが1基ある。
この大会は相当な参加者だが、市の中心部に近い公園をスタート地点、集合地点に選んでいるせいか、トイレ行列は比較的短いほうだと思う。
自分はトイレが近いほうではないので必要性を実感することは少ないが、コース中に設置してあるのも、とてもいいことだと思う。
10km地点でちょうど12:00。スタートから1時間20分が経過。5km地点と同じようなペースで、「ひょっとしてこのペースでいくと2時間切り?」と俄然色気がでてきた。
13~14km地点で、相当バテてしまい、スピードが遅くなり順位もズルズルと落としてしまったが、結果は1時間55分前後。ぎりぎり2時間を切れたのがとても嬉しい。
嬉しがっている反面、もし30kmに参加していたらどうだっただろうか、果たして完走できただろうか(制限時間4時間半)という不安も残る。距離が倍になるばかりでなく、急傾斜も多く、15kmの3倍くらいのダメージと考えておくべきだと思う。
所要時間から逆算して、カシミール3Dのペースを設定すると平地換算9.2kmとなった。
平地換算ではなく単純計算すると、1kmあたり7.67分、平均速度7.83km/hとなる。10km以上のトレイルではプライベート・ベストタイムだ。
ゴール後、30kmの方と交換撮影。
集合場所に戻ると、地元の方々と思える方が、スイトンを300円で売っていた。塩加減がとても上品で、優しくて美味しく感じた。身体が塩を欲していたのか、普通に食べると塩加減も普通だったのかもしれない。
スイトンは、全体で5~600杯作ったらしいが、30kの人が戻って来る頃には足りなくなるだろうと言っていた。
あまり長居していると、風呂が混むと思ったので、早々に荷物をまとめ切り上げる。
本日の風呂は、2駅立川よりに戻った河辺の駅前にある「河辺温泉」。駅前のビルの5階にある。下層階には市の図書館も入っている。
入浴料は840円。ここに備えてフェイスタオルとバスタオルは持参してきた。アイシングがわりにサウナの水風呂とジェット湯に交互に入ることを5回ほど繰り返し、腿と腰のケアを行う。
早めに着いたのでまだ空いていたが、電車のたびに選手が到着して、男子更衣ロッカーが一杯になってしまい、出る頃には20分待ちの入場整理券を配っていた。
風呂上りは待望のビール。おつまみが付いて700円。これで帰りの電車で眠れるだろう。食事は塩分補給のため梅塩ラーメンにする。
各停で立川まで行き、青梅特快で御茶ノ水に戻り、17:00頃に帰宅。
【本日の走行データ】
目標の2時間30分を大幅にクリアして、2時間を切ることができた。
- 走行距離 15km (大会発表、カシミールでは14.17km)
- 走行時間 1時間55分07秒(手元時計)
- 平均ラップ 7.67/km
- 平均速度 7.83km/h
- 最大心拍 187
- 平均心拍 168
- 消費カロリー 1,565
【本
日の補給食、サプリ】
《朝食》
- 菓子パン1
- 握り飯(シャケ)2
- フルーツケーキ1
- BAAM ゼリー0.5袋(50Kcal)
《走行中》
- ハイドレーション (ムサシ・レプレニッシュ 750cc分を1,000cc希釈 (消費600cc)
- オリジナル・ジェル (マルトデキストリン100g、クエン酸1g、アスコルビン酸0.5g、アミノバイタル3600 1袋) 200g、約400Kcal
《走行後》
- 会場にて、すいとん(@300)
河辺温泉にて、生ビール+つまみセット(@700)、梅塩ラーメン(@600)
【本日のウェア、ギア】
ザックを小型のスティミュラスに、それに合わせてハイドレーションを変更しただけで、前週の仙人ヶ岳と同一。
- バックパック: グレゴリー・スティミュラス 5L
- シューズ: モントレイル・マウンテン・マゾヒスト
- シャツ:パタゴニア・キャプリーン3ジップネック
- アンダーシャツ: ファイントラック・スキンメッシュ Tシャツ
- パンツ: アシックス・ランニング・トランクス(+腿と脛にはワセリン塗布)
- 靴下: スマートウール・PhD・ランニング・ライト・ミニ
- 手袋: モンベル・フィンガーレス サイクル用手袋
- 帽子: アウトドアプロダクト・スウィフト・キャップ
- サポートウェア: スキンズ・ハーフタイツ ホワイトカモ
- ハイドレーション:キャメルバック・オメガリザーバー 1.5L
- 計測用具: スントt3c(HRモニターのみ、フットポッドは途中ストップ。電池切れか・・)
- 携行:ホワイトテープ&小型はさみ
- 携行:エマージェンシーセット(緊急シート、ヘッドライト、緊急食、その他)
- 携行: ウィンドジャケット モンベル・U.L.サイクルジャケット